東南アジア地域研究専攻
東南アジアとアフリカは共に、(1)強靱な熱帯生態のもとで自生的な歴史を展開してきたという共通性をもっており、とくに東南アジアでは、(2)国家を単位とする経済発展や社会変容が加速され、他方で国家を越えた地域統合が進展しつつある。また、(3)急激な経済発展と連動しながら、生態・社会・文化が相関して新たな状況を生みだすという、多相的な展開を遂げつつある。さらに、(4)東南アジアの地域性を理解するためには、その基層文化の形成に多大な影響を与えたヒンドゥー・イスラーム両世界の解明が不可欠である。
このような東南アジア地域の固有性を踏まえ、(1)〜(4)のそれぞれの特性と課題に対応させて、本専攻には、「生態環境論」「地域進化論」「東南アジア地域論」「連環地域論」の4つの研究指導分野を置く。
生態環境論
東南アジアの基盤をなす自然と人間活動との相互作用により形成される生態環境の特質を明らかにするため、自然生態と社会生態に関する教育研究をおこなう。
地域変動論
東南アジアの内発的発展及び変動のエネルギーと方向性に焦点を当てながら、地域発展・地域変動に関する教育研究をおこなう。
総合地域論
多面的な展開を示す生態・社会・文化が相関的に展開する実態に焦点を当て、生態相関・社会相関・地域相関に関する教育研究をおこなう。
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