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       Society for Nature and Agriculture in Southeast Asia


 本研究会は、アジアの自然環境や人々の暮らしについて、学際的に意見交換する、
自由参加のオープンな会です。
 研究会終了後には、懇親会も予定していますので、お気軽にご参加ください。

お知らせ次回のご案内

  • 話題提供者 
   赤松 芳郎 氏(京都大学 東南アジア研究所)

  • 日時
   2016年6月24日(金) 16:00-18:00

  • 場所
   京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
   総合研究2号館4階大会議室(AA447)

  • 題目
  東ブータンの生業とその変遷、そして今後の行方

  • 要旨
 中尾佐助がブータンを“最後の秘境”と記したのは、ウマの背に揺られながら入国を果たした1958年のことであった(『秘境ブータン』(1959))。以 降、現在までに半世紀以上が経過したが、多様な自然環境と民族を内包するこのヒマラヤの小国家において、人々がどのような生業を営んできたかということは 未だ十分に明らかにされていない。一方で、他のヒマラヤ諸国と同様に近代化、都市化はブータンでも着実に進行しており、生業や農村の様相はこの半世紀の間 に大きな変容を遂げてきている。本発表では、東ブータンに居住するツァンラ族(Tshangla)とブロッパ族(Brokpa)の幾つかの集落を事例と し、異なる地域や高度帯において営まれていた嘗ての生業を報告するとともに、広域にわたって展開されてきた交易ネットワークや社会環境を通して東ブータン の生業像を捉えることを試みる。また、現在までの生業の変遷とともに、近年、特に東ブータンの多くの村々で顕在化している人口流出や耕作放棄地の増加と いった現状を報告し、東ブータンの今後の生業や農村の展望について考えていきたい。

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