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I.著書
(単著)
東長靖『イスラームのとらえ方』山川出版社,1996年11月。
東長靖『イスラームとスーフィズム-神秘主義・聖者信仰・道徳』名古屋大学出版会、2013年2月。
(共編著)
三浦徹・東長靖・黒木英充編『講座イスラーム世界 別巻 イスラーム研究ハンドブック』栄光教育文化研究所,1995年10月。
大塚和夫・小杉泰・小松久男・東長靖・羽田正・山内昌之編『岩波イスラーム辞典』岩波書店,2002年2月。
赤堀雅幸・東長靖・堀川徹編『イスラームの神秘主義と聖者信仰』東京大学出版会,2005年1月。
小杉泰・林佳世子・東長靖編『イスラーム世界研究マニュアル』名古屋大学出版会,2008年7月。
東長靖・中西竜也編『イブン・アラビー学派文献目録』京都大学イスラーム地域研究センター,2010年3月。
東長靖編著『スーフィズム・タリーカ・聖者信仰用語集 ローマ字順配列』京都大学イスラーム地域研究センター,2011年3月。
東長靖編著『アラビア文字で引く スーフィズム・グロッサリー』京都大学イスラーム地域研究センター,2011年3月。
東長靖・石坂晋哉編『持続型生存基盤論グロッサリー』京都大学東南アジア研究所グローバルCOEプログラム,2011年3月。
Yasushi Tonaga, Tatsuro Fujikura, Akiko Kinoshita and Daisuke Maruyama (eds.), Proceedings of ITP International Symposium, “New Horizon of the Interdisciplinary Approaches to Asian and African Area Studies”, Kyoto: Graduate School of Asian and African Area Studies and Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University, 2011, xvi+201+34pp.
ティエリー・ザルコンヌ著、東長靖監修、遠藤ゆかり訳『スーフィー-イスラームの神秘主義者たち』(「知の再発見」双書152)創元社,2011年8月。
東長靖編『オスマン朝思想文化研究-思想家と著作』京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター、2012年。
東長靖・石坂晋哉編『持続型生存基盤論ハンドブック』(講座 生存基盤論第6巻)京都大学学術出版会、2012年。
(共著)
東長靖・今松泰『イスラーム神秘思想の輝き-愛と知の探求』山川出版社、2016年3月。

II.論文
「存在一性論学派の顕現説における「アッラー」の階位-カーシャーニーとジーリーを中心として-」『オリエント』29巻1号 (1986年9月),48-67頁。
「マムルーク朝末期におけるタサウウフをめぐる論争」『イスラム世界』33・34号 (1990年3月),51-72頁。
「マムルーク朝期のタサウウフの位置をめぐる一考察-イブン・タイミーヤの神秘主義哲学批判を中心として-」『オリエント』33巻1号(1990年9月), 64-79頁。
「スーフィーと教団」山内昌之・大塚和夫編『イスラームを学ぶ人のために』,世界思想社,1993年11月, 69-85頁。
「イスラーム神秘主義におけるアッラーの至高性について-アブドゥルカリーム・ジーリーの存在論と完全人間論」鎌田繁・森秀樹編『超越と神秘-中国、インド、イスラームの思想世界-』,大明堂,1994年3月,275-290頁。
「スンナ派とスーフィズム─ワッハーブ派への反批判をめぐって」竹下政孝編『講座イスラーム世界 第4巻 イスラームの思考回路』,栄光教育文化研究所,1995年3月, 211-236頁。
「中世イスラームの倫理説─イブン・アター・アッラー『魂の矯正を内包する花嫁の冠』解題ならびに訳注(1)」『東洋大学紀要教養課程篇』第35号, 1996年3月。
「「多神教」的イスラーム─スーフィー・聖者・タリーカをめぐって」歴史学研究会編『社会的結合と民衆運動』(地中海世界史第5巻),青木書店,1999年10月,192-220頁。
"The School of Ibn 'Arabi on the Supremacy of Allah: With Special Reference to 'Abd al-Karim al-Jili," 文部科学省科学研究費「アジア・アフリカにおける地域編成 - 原型・変容・転成 -」プロジェクト国際会議 "Ibn 'Arabi and the Islamic World - Spread and Assimilation" (2001年1月19日、22-23日、於:京都市国際交流会館、芝蘭会館)におけるフルペーパー,pp. 1-24.
"Sufi Saints and Non-sufi Saints in Early Islamic History," 文部科学省科学研究費(創成的基礎研究費)「現代イスラーム世界の動態的研究」プロジェクト国際会議, "The Dynamism of Muslim Societies: Toward New Horizons in Islamic Area Studies" (2001年10月5-8日、於:千葉県木更津市かずさアーク)におけるフルペーパー,pp. 1-14.
「神秘主義イスラームの現在-スーフィズムの三層構造論をもとに-」『思想』941号(2002年9月),119-135頁。
"Sufi Saints and Non-sufi Saints in the Classical Period of Islam," 第1回中東研究世界大会(2002年9月8-13日、於:マインツ大学[ドイツ])のパネル"Sufi Saints and Non-Sufi Saints: Sacredness, Symbolism, and Solidarity" (東長靖および赤堀雅幸主催)におけるフルペーパー,pp. 1-16.
「スーフィズムの分析枠組」『アジア・アフリカ地域研究』第2号,2002年11月,173-192頁。
「アラビア文字による他言語表記とアラビア文字文化圏」『上智アジア学』20号,2002年12月,25-44頁。
"The School of Ibn Arabi in Mashriq and Turkey: With Special Reference to Abd al-Karim al-Jili." 第3回メヴラーナー国際会議(2003年5月5-6日,於:Selcuk大学[トルコ])におけるフルペーパー,pp. 1-17.
"'Politheistic' Islam: Islam Observed from the Viewpoint of Sufi, Saint and Tariqa."Acta Asiatica, 86, Feb. 2004, pp. 1-21.
「スーフィズムの歴史と現在」片倉もとこ・梅村坦・清水芳見編『イスラーム世界』岩波書店,2004年2月,177-197頁(本文)および289-290頁(注)。
「宗教の中の歴史と歴史の中の宗教」島薗進編『宗教史の可能性』岩波書店,2004年2月,31-56頁。
"Sufism in the Past and Present: Based on the Tripolar Framework of Sufism." 国際ワークショップ "Changing Knowledge and Authority in Islam"(日本中東学会主催,2004年3月25-26日,於:東京大学山上会館)におけるフルペーパー,pp. 1-11.
"The School of Ibn Arabi in Mashriq and Turkey: With Special Reference to Abd al-Karim al-Jili."III Uluslar arasi Mevlana Kongresi/3rd International Mevlana Congress,Konya: Selcuk Universitesi Matbaasi, 2004, pp. 315-330.
"Perspectives and Scope of Sufi Studies: How to Define or Not to Define Sufism."The 13th KAMES & The 5th AFMA International Symposium(2004年10月15-17日,於:韓国プサン外国語大学)におけるフルペーパー,pp. 1-8.
「タサウウフ研究の最前線-思想研究の立場から」赤堀雅幸・東長靖・堀川徹編『イスラームの神秘主義と聖者信仰』(イスラーム地域研究叢書第7巻),東京大学出版会,2005年1月,95-114頁。
"Sufi Saints and Non-sufi Saints in Early Islamic History," The Journal of Sophia Asian Studies, vol. 22(2004), pp. 1-13.
"Sufism in Time and Beyond," Twenty-second annual symposium of The Muhyiddin ibn 'Arabi Society "Time and Non-time" (2005年5月14-15日,於: Worcester College, Oxford, U.K.)におけるフルペーパー,pp. 1-19.
"Sufism in the Past and Present: Based on the Three-axis Framework of Sufism." Annals of the Japan Association for Middle East Studies, vol. 21/2, 2006, pp. 7-21.
「『叡智の台座』註釈と『台座の刻印』」『東洋大学アジア文化研究所研究年報』41号(2007年),89-100頁。
「イスラームの聖者論と聖者信仰-イスラーム学の伝統のなかで」赤堀雅幸編『民衆のイスラーム-スーフィー・聖者・精霊の世界』山川出版社,2008年,13-39頁。
"Fact or Fiction? : The Images of the Sufi Authors in 10th-12th Century." International Conference "The Place and Role of Dervish Orders in Bosnia-Herzegovina on the Occasion of the Year of Jalaluddin Rumi 800 Years Since His Birth" 2007年12月13-15日,於:Fakultet islamskih nauka, Sarajevo, Bosnia-Herzegovina)におけるフルペーパー,pp. 1-5.
「クシャイリー『クシャイリーの論攷』より「スーフィー列伝」解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 3)『イスラーム世界研究』3巻2号(2010年3月),406-415頁。
「スーフィズムの成立と発展」佐藤次高編『イスラームの歴史1 イスラームの創始と展開』山川出版社、2010年、155-195頁。
「スーフィー教団の革新と再生」小杉泰編『イスラームの歴史2 イスラームの拡大と変容』山川出版社、2010年、62-91頁。
“’Ambiguity in Context’ according to Islamic Thought: Bridging Theory and Actuality around the Saints in Islam.” International Workshop, “Pilgrimage and Sanctuaries: Ambiguity in Context,” (2010年11月11-13日、於: Monte Verità, Ascona, Switzerland)におけるフルペーパー,pp. 1-10.
「クシャイリー『クシャイリーの論攷』より「聖者の奇蹟」章 解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 4)『イスラーム世界研究』4巻1/2号(2011年3月),551-553頁。
「民間信仰としてのスーフィズム-聖者信仰をめぐって」小林春夫ほか編『イスラームにおける知の構造と変容―思想史・科学史・社会史的視点から』早稲田大学イスラーム地域研究拠点,2011年3月、285-306頁。
「ヘーゲルのイスラーム理解」神山伸弘編『ヘーゲルとオリエント』研恒社、2012年,93-107頁。
「ハキーム・ティルミズィー『聖者伝』解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 5)『イスラーム世界研究』6巻(2013年3月),571-577頁。
「イブン・アラビー学派のグローバル性」小杉泰編『環インド洋地域における宗教復興・テクノロジー・生命倫理』京都大学イスラーム地域研究センター・京都大学現代インド研究センター,2013年4月,25-31頁。
東長靖「イスラームの善悪理解」安冨信哉博士古稀記念論集刊行会編『仏教的伝統と人間の生-親鸞思想研究への視座-』法蔵館,2014年6月,85-99頁。
東長靖「イブン・タイミーヤ『書簡・提題論集』より聖者関連論考 解題・翻訳ならびに訳注(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ6)」『イスラーム世界研究』第7巻,533-540頁。
共生の思想としてのスーフィズム-聖者信仰と諸宗教の一致」堀川徹編『知のユーラシア第2巻 イスラームは東西をめざす―知の継承と展開』明治書院,2014年4月,131-154頁。
「ガザーリー『宗教諸学の再興』解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 7)『イスラーム世界研究』8巻(2015年3月),359‒364頁。

III.科学研究費報告書
「イスラームにおける共生」『仏教を中心とした共生の原理の総合的研究(平成8~10年度科学研究費補助金(基盤研究(A)(1))研究成果報告書)』1999年3月,61-70頁。

IV. 小論
「イスラームの結婚観」『宗教情報』36号 (1989年10月),19-20頁。
「イスラームの「悟り」」『宗教情報』45号 (1990年7月),16-18頁。
「ガザーリー─苦悩するエリート」佐藤次高編『人物世界史4 東洋編』山川出版社,1995年7月,136-139頁。
「研究案内:道具類」三浦徹・東長靖・黒木英充編『講座イスラーム世界 別巻 イスラーム研究ハンドブッ  ク』栄光教育文化研究所,1995年10月,2-16頁。
「研究案内:スーフィズム」三浦徹・東長靖・黒木英充編『講座イスラーム世界 別巻 イスラーム研究ハンドブッ  ク』栄光教育文化研究所,1995年10月,28-35頁。
「中世イスラームのスーフィズム」『創文』392号(1997年10月),18-21頁。
「イスラームにおける酒」『酒と日本文化』(季刊「文学」増刊)岩波書店,1997年11月,181-183頁。
「ウラマー・スーフィーの役割」大塚和夫編『暮らしが分かるアジア読本・アラブ』河出書房新社,1998年4月,208-214頁。
"Message from the 'Mashriq' Japan: Japanese Studies on Sufism." Muhyiddin Ibn 'Arabi Society Newsletter, vol. 17, 2001, pp. 9-10.
「イスラームの論理と多様性-なぜイスラームは分からないか」『文藝別冊 だれでもわかるイスラーム(入門)』河出書房新社,2001年12月,45-49頁。
「ズィクル」『事典・哲学の木』講談社,2002年3月,587-589頁。
「イブン・アラビー学派の伝播と融合」『世界思想』29号,世界思想社,2002年4月,26-31頁。
「スーフィズムとは何か-その構造と位置づけをめぐって」別冊『環』藤原書店,4号,2002年5月,143-148頁。
「中東地域研究とイスラーム学-京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科-」『アジ研ワールド・トレンド』,2003年3月号,8-9頁。
「プナルの離婚劇とトルコのタリーカト」『地域研究スペクトラム』,第10号,2004年3月,26-28頁。
「神秘主義文献の継承と教団の系譜」『創文』創文社,2005年10月号,11-14頁。
"Preface" to "Special Issue 1: Sufism and Tariqa Movements in the Era of Islamic Resurgence." Annals of the Japan Association for Middle East Studies, vol. 21/2, 2006, pp. 1-3
「『特集1-イスラーム復興の時代のスーフィズム・タリーカ』への序」『日本中東学会年報』21/2号,2006, 4-6頁。(上の英語序文の日本語版)
"Preface" to "Special Issue: Birth and Succession of Holiness among Sufis and Saints." Orient: Reports of the Society for Near Eastern Studies in Japan, vol. 42, 2007, pp. 1-3.
"Preface" to "Special Issue: The Tariqa's Cohesional Power and the Shaykhhood Succession Question." Asian and African Area Studies, vol. 7-1, 2007, pp. 1-3.
「プラクティカル研究情報の意義と役割」『イスラーム世界研究』1巻2号、2007年,463頁。
「研究案内:道具類」小杉泰・林佳世子・東長靖編『イスラーム世界研究マニュアル』名古屋大学出版会,2008年。
「研究案内:スーフィズムとタリーカ」小杉泰・林佳世子・東長靖編『イスラーム世界研究マニュアル』名古屋大学出版会,2008年。
「海外文献調査ガイド(序文)」小杉泰・林佳世子・東長靖編『イスラーム世界研究マニュアル』名古屋大学出版会,2008年。
 "Editor's Note" to "Special Issue: Rethinking Tariqa: What Makes Something Tariqa?"Kyoto Bulletin of Islamic Area Studies (『イスラーム世界研究』), vol. 2-1, 2008, pp. 1-3.
「京都大学ITP収集アラビア語教材一覧・解題」『イスラーム世界研究』第2巻第2号,2009年,334-377頁(岡本多平との共著)。
「京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科コレクション」『アジ研ワールド・トレンド』186(特集 続・地域関連コレクション-中東・アフリカ・ラテンアメリカ),2011年3月,4-5頁。
「研究案内:中東(政治経済社会文化)」東長靖・石坂晋哉編『生存基盤論ハンドブック』京都大学学術出版会、2012年、42-43頁。
“Editor’s Note” to the Special Issue: Narrating the Narratives of Saints, Kyoto Bulletin of Islamic Area Studies, vol. 6, 2013, pp. 1-3.
「アラビア文字文化圏の広がりと写本文化」小杉泰・林佳世子編『イスラーム 書物の歴史』名古屋大学出版会,2014年6月,99-114頁。
「神秘家たちの修行と書物」小杉泰・林佳世子編『イスラーム 書物の歴史』名古屋大学出版会,2014年6月,207-221頁。
「グローバルとローカルのあいだ」『イスラーム地域研究ジャーナル』第7巻(2015),早稲田大学イスラーム地域研究機構,13-16頁。
「イスラームから見た世界史-かつての歴史の覇者がいま考えていること」『週刊東洋経済』、2015年4月4日号、62‐65頁。

V. 翻訳
S.H.ナスル「スーフィズムの文学-詩から説話まで」『岩波講座東洋思想第3巻 イスラム思想1』岩波書店,1989年6月,283-316頁。
イブン・アラビー「完全人間論」(『叡智の台座』第1章より。解説・訳注付き)歴史学研究会編『世界史史料』岩波書店、2009年7月。
「イブン・ムバーラク『禁欲の書』解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 1)『イスラーム世界研究』1巻2号(2007年12月),367-371頁。
「カラーバーズィー『タサウウフの徒の教えの解明』より第32章「タサウウフとは何か」解題・翻訳ならびに訳注」(スーフィズム・アンソロジー・シリーズ 2)『イスラーム世界研究』2巻1号(2008年6月),250-256頁。

VI. 書評
黒田壽郎著「イスラームの反体制―ハワーリジュ派の世界観」『週刊読書人』1991年9月30日号所載。
小杉泰編『イスラームに何がおきているか』,山内昌之編『「イスラム原理主義」とは何か』『オリエント』39巻2号(1997年3月),130-138頁。
Malise Ruthven, Islam: A Very Short Introduction, Oxford & New York: Oxford University Press, 1997.『學鐙』96巻5号(1999年5月),52-53頁。

VII. 事典項目
「スーフィー教団 (スフラワルディー教団、ニゥマトゥッラーヒー教団、ベクターシュ教団、ナクシュバンディー教団、チシュティー教団) 」『世界「宗教」総覧』新人物往来社,1993年9月。
「イブン・アラビー」「イブン・タイミーヤ」「ルーミー」「ナクシュバンド」「モッラー・サドラー」『世界史を読む事典』(地域からの世界史 20)朝日新聞社,1994年1月。
「イスラム用語事典」『歴史読本ワールド23 特集イスラムの謎』新人物往来社,1994年8月,172-180頁。
「アッラー」「カーバ」「巡礼 (イスラムの) 」「最後の審判」「天使」『歴史学事典 第3巻 かたちとしるし』弘文堂,1995年7月。
「スーフィー教団」「サヌーシー教団」「ナクシュバンディー教団」『世界民族問題事典』平凡社,1995年9月。
「ジクル」「イドリース派」「スフラワルディー」「タリーカ」「メヴレヴィー教団」「ファナー」『哲学・思想事典』岩波書店,1998年3月。
「索引(イスラム世界の)」「写本/図書/文献目録(イスラム世界の)」『歴史学事典 第6巻 歴史学の方法』弘文堂,1998年12月。
「イマーム」「スーフィー教団」など10項目『政治学事典』弘文堂,2000年11月。
「スーフィー」「聖者」『歴史学事典 第8巻 人と仕事』弘文堂,2001年2月。
「スーフィズム」「聖者崇拝」など21項目『角川世界史辞典』角川書店,2001年10月。
「スーフィズム」「聖者」など59項目『岩波イスラーム辞典』岩波書店,2002年2月。
「アフマド・シルヒンディー」「アフマド・イブン・イドリース」『新イスラム事典』平凡社,2002年3月。
「ハドラ」「ファナー」「ワリー」『イスラーム世界事典』明石書店,2002年3月。
「イスラーム」(分担執筆)「オスマン帝国」『岩波キリスト教辞典』岩波書店,2002年6月。
「スーフィズム」『歴史学事典 第11巻 宗教と学問』弘文堂,2004年2月。
「赤堀雅幸・東長靖・堀川徹編『イスラームの神秘主義と聖者信仰』」「井筒俊彦『コーランを読む』」「井筒俊彦『イスラーム文化』」島薗進ほか編『宗教学文献辞典』弘文堂,2007年12月。
「スーフィズム」「イブン・アラビー」『哲学中辞典』青木書店,近刊。

VIII. 学術講演
「戒律はなぜあるのか─イスラムの場合─」平成6年度大学公開講座(文京区教育委員会・東洋大学共催)1994年10月22日。
「戒律はなぜあるのか─イスラムの場合─」平成7年度市民大学講座(東洋大学主催)1995年10月14日。
「スーフィーの活躍─神秘主義から原理主義まで」朝日カルチャーセンター(東京都新宿区)「イスラーム史を読み解く─国家と社会のしくみから─」第2回,1996年10月31日。
「イランを通して見たイスラーム」神奈川県教育公務員弘済会・教弘友の会講演会,1997年10月18日。
「イスラーム神秘主義とは何か」「聖者崇拝の発展と教団組織」朝日カルチャーセンター(東京都新宿区)「イスラーム神秘主義と聖者崇拝」第2回,第3回,1997年11月14,28日。
「イスラーム世界─統一と多様性」'98秋期東洋大学連続公開講座「日本人は外国に何を学ぶか」(サンケイリビング出版社後援)第3回,1998年10月10日。
"Toward the School/Schools of Ibn 'Arabi," at Oxford Centre for Islamic Studies on 9 March, 2000 (in English).
"'Authentic' Islam and the Schools of Ibn 'Arabi," at Seville University, Spain on 28 March, 2000 (in English).
「イスラームI 戒律と信仰-古典的イスラームの骨格-」「イスラームII 神秘主義と原理主義-知の深化と民衆への広がり-」平成13年度光華セミナー「宗教と教育II」第3回,第6回,2001年10月27日,11月24日。
「スーフィズムの現代的課題」中央大学大学院総合政策研究科2001年度総合政策フォーラムII「イスラーム社会と日本」第11回,2001年12月4日。
「スーフィズム・聖者信仰の現状と課題」公開セミナー「これからのイスラーム地域研究-イスラーム世界の統一性と多様性(2)」(「イスラーム地域研究」プロジェクト主催・財団法人中東調査会共催)2002年3月9日。
「イスラーム社会の聖者」朝日カルチャーセンター(東京都新宿区)「イスラーム文明の過去・現在・未来(2)-暮らしのなかのイスラーム」2002年3月16日。
「イスラームの神秘主義と聖者信仰-イスラーム学の伝統のなかで」2004年度第3期中東理解講座「スーフィー・聖者・精霊の世界-民衆のイスラーム」(国際交流基金主催)2005年1月19日(於国際文化会館講堂)。
「イスラームのこと、知ってますか?」2005年河合塾文化講演会,河合塾京都校,2005年6月20日。
「スーフィズムと文学」公開シンポジウム「イスラームと文学」2005年10月13日(於東京外国語大学総合文化研究所)
「スーフィズム/タリーカ研究の課題と展望」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター設立記念講演会、2007年2月2日(於京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科会議室)(加筆のうえ「スーフィズム/タリーカ研究の課題と展望」『イスラーム世界研究』第1号,2007年,12-22頁として発表)
「スーフィズム/タリーカ研究における文献研究とフィールドワークの技法」ワークショップ「地域研究と大学院教育の未来」2008年12月3日(於京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科会議室)
「近現代スーフィズム研究の射程」第61回羽田記念館定例講演会、2008年12月6日(於ユーラシア文化研究センター[羽田記念館])
「現代イスラームの霊性と広域タリーカ」NIHUプログラム・イスラーム地域研究2009年度第1回合同集会、2009年7月11日(於京都大学百周年時計台記念館)。
「イスラーム神秘主義研究の魅力と未来」平成23年度 神戸大学イスラーム地域研究会(KOBE-IAS)第2回研究会、神戸大学、2011年6月28日。
「神の選んだアラビア語-イスラーム世界の統一性と多様性-」ゴールデン・エイジ・アカデミー「言語からみたアジアの社会」京都市生涯学習総合センター京都アスニー、2012年6月22日。
「イスラーム神秘主義の現代的意義」 NIHU(人間文化研究機構)プログラム・イスラーム地域研究2014年度合同集会・公開講演会「グローバル・イスラームの最前線-変貌の時代を読む-」2014年10月18日,京都大学稲盛財団記念館。(学術講演)
「シリーズ知の旅 第1回 イスラーム-もう一つの世界」連続講演(2015年1月15日 「アッラーの2つの顔~裁く神と愛する神」,2月19日「愛する者と愛される者」,3月19日「知る者と知られる者」),NHK文化センター京都教室。(学術講演)
「もうひとつのイスラーム-平和・愛・共存をめざして」第141回かんかん会(2015年6月5日、クラブ関西)(招待講演)。
「アッラーは世界の貌(かお)で現れる-スーフィズムの共生思想」日本中東学会第21回公開講演会「イスラームの多様な貌-共生のための理解をめざして」(2015年10月4日、九州大学)。

IX. シンポジウム発表
「中国のなかのイスラーム」へのコメント史学会第93回大会・東洋史部会シンポジウム(於東京大学)1995年11月12日。
「イスラーム思想にみる巡礼」平成8年度後期公開講演会・シンポジウム「イスラーム世界の巡礼─近・現代社会   での意義─」へのコメント(社団法人日本イスラム協会主催,中東経済研究所協賛,慶応義塾大学文学部東洋史研究室後援。於慶應義塾大学)1996年11月9日。(「イスラーム思想にみる巡礼」『イスラム世界の巡礼─近・現代社会での意義─』社団法人日本イスラム協会,1997年3月,16-20頁として発表。さらに加筆修正のうえ「イスラーム思想にみる巡礼」『イスラム世界』49号(1997年7月),74-81頁として発表)
座談会「日本のイスラーム世界研究の回顧と課題」日本イスラム協会の標記座談会(於東京大学東洋文化研究所)1997年10月4日。(「日本のイスラーム世界研究の回顧と課題」として、『イスラム世界』50号(1998年2月),130-160頁に掲載。)
「イスラームにおける宗教知識人と権力─ウラマーとスーフィーを中心に」地域研究フォーラム 分科会1「宗教と権力」(於京大会館)1999年3月1日。
「新たなコミュニケーションの課題-文明・宗教・民族-:イスラームの立場から」日本コミュニケーション学会第32回大会(於英知大学)2002年6月15日。
「歴史のなかのスーフィズム・スーフィズムのなかの歴史」九大史学会「歴史のなかのスーフィズム」(於九州大学)2003年12月14日。
「周縁アラビア文字文化の世界-規範と拡張②」へのコメント「周縁アラビア文字文化の世界-規範と拡張②」(於東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室)2004年6月26日。
「スーフィズムの現在-中庸の道」(シャイフ・ハーレド・ベントゥネス)へのコメント「交差するアジア・北アフリカ文化・科学技術研究」(主催:筑波大学北アフリカ地域センター・筑波大学人文社会科学研究科[国際交流基金助成事業]、於国際交流基金国際会議場)2005年3月15日。
「スーフィズムと文学」公開シンポジウム「イスラームと文学」(主催:東京外国語大学総合文化研究所、於東京外国語大学)2005年10月13日。
「イスラーム神秘主義再考」京都宗教哲学会第50回定例研究会(於京大会館)2007年12月8日。
「現代社会におけるスーフィズム」東洋大学研究所間プロジェクト・シンポジウム「イスラームにおける伝統的秩序規範の持続と変容」2008年1月26日(東洋大学白山キャンパス)
「現代イスラームの霊性と広域タリーカ」NIHUプログラム・イスラーム地域研究2009年度第1回合同集会、2009年7月11日(於京都大学百周年時計台記念館)
Panel “Sufis and Saints Facing the Government and the Public”へのコメント第3回中東研究世界大会(WOCMES-3、スペイン・バルセロナ、2010年7月19日-24日)。
「スーフィズムと浄土思想における善悪」科研:基盤A「グローバル化時代に対応する21世紀型イスラーム学の構築」研究会,2014年11月15日,京都大学。(科研研究会発表)

X. 学会発表
「マムルーク朝時代のスーフィズムの位置」日本オリエント学会第31回大会 (1989年11月19日)
「イスラーム神秘主義思想における一元論と二元論」日本宗教学会第49回学術大会 (1990年9月29日)
(要旨は、「スーフィズムにおける一元論と二元論」Monistic/ Dualistic Tendencies in Sufism,『宗教研究』64巻4号[通巻287号,1991年3月],142-143頁として掲載。)
「アブドゥルカリーム・ジーリーの「完全人間」論」日本オリエント学会第34回大会 (1992年10月18日)
「オスマン帝国期のスーフィズム-ボスネヴィーを中心として」日本オリエント学会第47回大会(2005年10月30日)

XI. 国際会議発表
"Sufi Saints and Non-sufi Saints in Early Islamic History," 文部科学省科学研究費(創成的基礎研究費)「現代イスラーム世界の動態的研究」プロジェクト国際会議, "The Dynamism of Muslim Societies: Toward New Horizons in Islamic Area Studies" (2001年10月5-8日、於:千葉県木更津市かずさアーク).
"Sufi Saints and Non-sufi Saints in the Classical Period of Islam," 第1回中東研究世界大会(2002年9月8-13日、於:マインツ大学[ドイツ])のパネル"Sufi Saints and Non-Sufi Saints: Sacredness, Symbolism, and Solidarity" (東長靖および赤堀雅幸主催).
"The School of Ibn Arabi in Mashriq and Turkey: With Special Reference to Abd al-Karim al-Jili." 第3回メヴラーナー国際会議(2003年5月5-6日,於:Selcuk大学[トルコ])(招待発表)
"Sufism in the Past and Present: Based on the Tripolar Framework of Sufism." 国際ワークショップ "Changing Knowledge and Authority in Islam"(日本中東学会主催,2004年3月25-26日,於:東京大学山上会館).
"The School of Ibn Arabi in Mashriq and Turkey: With Special Reference to Abd al-Karim al-Jili."III Uluslar arasi Mevlana Kongresi/3rd International Mevlana Congress,Konya: Selcuk Universitesi Matbaasi, 2004, pp. 315-330.
"Perspectives and Scope of Sufi Studies: How to Define or Not to Define Sufism."The 13th KAMES & The 5th AFMA International Symposium(2004年10月15-17日,於:韓国プサン外国語大学).
"Sufism in Time and Beyond," Twenty-second annual symposium of The Muhyiddin ibn 'Arabi Society "Time and Non-time" (2005年5月14-15日,於: Worcester College, Oxford, U.K.).(招待発表)
"Fact or Fiction? : The Images of the Sufi Authors in 10th-12th Century." International Conference "The Place and Role of Dervish Orders in Bosnia-Herzegovina on the Occasion of the Year of Jalaluddin Rumi 800 Years Since His Birth" 2007年12月13-15日,於:Fakultet islamskih nauka, Sarajevo, Bosnia-Herzegovina). (招待発表)
“’Ambiguity in Context’ according to Islamic Thought: Bridging Theory and Actuality around the Saints in Islam.” International Workshop “Pilgrimage and Sanctuaries: Ambiguity in Context,” (2010年11月11-13日、於: Monte Verità, Ascona, Switzerland).(招待発表)
“The Development of Tarekat and Sufism in Islamic World,” Multaqa al-Shufi al-Alamy Conference, (Jakarta,15 – 18 July 2011).
“Personal and Impersonal God in Islamic Mysticism,” Co-conference organized by 3HK(Humanities Korea) Project Centers, "Cultural Geography: Mediterranean, Latin America, Southeast Asia," on 18 May, 2012 at Busan University for Foreign Studies, Korea.(招待講演)
“Research Trends on Islamic and Middle Eastern Studies in Japan,” Invitation Lecture on 17 May, 2012 at Venture Hall 202, Busan University for Foreign Studies, Korea.(招待講演)
“Good and Evil according to Sufism and Pure Land Buddhism,” UIM-International Convention on Wisdom, “Wisdom: Harmonising the World,” 2015年1月10日,Cyberview Lodge and Spa, Cyberjaya, Selangor, Malaysia.(国際会議発表。招待発表)
“Rethinking Sufism through the Comparison between Sufism and Pure Land Buddhism,” Joint Seminar of IMS-KIAS/ASAFAS “Traditional/Interculture and Digital Humanity in the Mediterranean Area,” 2015年3月6日,韓国・釜山外国語大学。(国際会議発表)
“Sufism as Mysticism: Development in and Debates on the Fanā’ Theory,” IAS Fifth International Conference, “New Horizons in Islamic Area Studies: Asian Perspectives and Global Dynamics,” Panel entitled “Exploring the Total Structure of Sufism,” 12 September 2015 at Sophia University, Tokyo.
“Current Situation of Middle East Studies in Japan,” 25th KAMES International Conference, 23-25 October 2015 at Hankuk University of Foreign Studies and President Hotel, Seoul.(招待講演)

XI. 雑文
「真理の言葉-神の選んだ言語・アラビア語」『サティア<あるがまま>』第16号 (1994年10月20日,東洋大学井上円了記念学術センター発行), 16-17頁。
「わが青春をかえた一冊の本・井筒俊彦『イスラーム哲学の原像』」『東洋大学報』No.140(1995年7月20日),15頁。
「名人への道はまだ遠い」『KOSMOS』No.108 (1994年12月12日,東洋大学図書館発行), 2頁。
「写本の喜び,写本の哀しみ」『KOSMOS』No.119(1997年10月1日,東洋大学図書館発行),1頁。
「知とともに豊かな時を」『地域研究スペクトラム』創刊号(1998年7月20日,京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科<連環地域論>講座発行),45-47頁。