長岡 慶 特定助教

教員プロフィール

 

長岡 慶 特定助教

メールアドレス:k-nagaoka [a] asafas.kyoto-u.ac.jp

講座:南アジア・インド洋世界論講座

専門分野(ディシプリン)

文化人類学、南アジア地域研究、チベット・ヒマーラヤ地域研究

研究テーマ

伝統医療の制度化、病い、身体、薬

研究内容

現代におけるチベット医学の展開や、ヒマーラヤ地域の人々の生活世界における病気治療の実践について人類学的研究をおこなってきた。とくに、国境紛争や開発による暮らしの変化のなかで、どのように病むことや治ること、治らないことが経験されているのかについて、複数の異なる診療の現場、神霊と人々が関わりあう儀礼の現場、多様な薬がやりとりされる日常の現場を通して論じてきた。ヒマーラヤ地域の社会運動や薬草の市場化にも関心がある。

所属学会

文化人類学会、南アジア学会、生活学会

業績

著書

長岡慶. 2019. 「チベット医学の展開」、『チベット学概論』、臨川書店(出版予定).

Nagaoka, Kei, Peng, Yujie and Hata, Reiko. 2014. Human Body in Social Change: Practice of Modification and Medicine. Fieldwork Internship Program, Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto University.

長岡慶、石本恭子、木村友美. 2013. 『東ヒマラヤにおける飲食文化と健康―ネパールの酒づくりと利用に関する医学・栄養学・人類学による複合研究―』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科フィールドワーク・インターンシップ支援室.

研究論文

長岡慶. 2019. 「現代ヒマーラヤ世界におけるチベット医学の制度化と病気治療―インド北東部タワンの暮らしと病いの民族誌―」、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出博士論文.

長岡慶. 2018. 「神霊ルーをめぐるローカリティの再編―インド北東部モンパ社会の事例から―」、『チベット・ヒマラヤ文明の歴史的展開』、京都大学人文科学研究所、pp 203-227.

Nagaoka, Kei. 2013. “Repairing Everyday Ruptures: Tibetan Medicine in Tawang, India”. Ruptures and Repairs in South Asia: Historical Perspectives. Yogesh Raj, ed. Kathmandu: Martin Chautari, pp. 145-166.

長岡慶. 2013. 「チベット医学の歴史的展開と東ヒマーラヤにおける実践」、『環インド洋地域における宗教復興・テクノロジー・生命倫理』、小杉泰編、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター・同附属現代インド研究センター、pp 165-180.

長岡慶. 2012. 「書評『神秘の大地、アルナチャル』水野一晴著」、『アジア・アフリカ地域研究』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、第12-1号、pp 107-110.

長岡慶. 2012. 『現代ヒマラヤ社会におけるチベット医学の実践と生活の変容―東ヒマラヤ地域タワンの事例から―』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出博士予備論文(修士論文相当).

国際学会発表

Nagaoka, Kei. 2017. “The Fear of ‘Poisoning’ and Reconfiguration of Mobility: A Case of the Monpas in Eastern Himalaya”. Himalayan Studies Conference V. University of Colorado Boulder, Colorado, USA, September. 

Nagaoka, Kei. 2016. “The Recreation of Transcultural Space in Tawang, Northeast India”. The 5th Conference of the Asian Borderlands Research Network. Social Baha, Kathmandu, Nepal, December.

Nagaoka, Kei. 2013. “Socialization of Human Body through Tibetan Medicine in the Himalayas”. International Workshop of Human Body in Social Change: Practice of Modification and Medicine. University of Younde 1, Cameroon, October.

Nagaoka, Kei. 2013. “The Interaction between Tibetan Medicine and Memory in Tawang, Eastern Himalaya”, The 8th International Congress of Traditional Asian Medicine. Changwon Convention Exhibition Centre, South Korea, September.

Nagaoka, Kei. 2013. “Transcultural Practices of Medicine and Social Relationship in Tawang, Northeast India”. The 13th Seminar of the International Association for Tibetan Studies. National University of Mongolia, Mongolia, July.

Nagaoka, Kei. 2013. “Role of Alcohol in the Community: With a Focus on Cultural Behavior”. International Workshop of Interaction of Alcohol and People in Nepal: Through Nutrition, Medicine and Anthropology. Tribhuvan University, Nepal, February.

Nagaoka, Kei. 2013. “Ruptures in the Everyday Life and the Practices of Repair through Tibetan Medicine in Tawang, Eastern Himalaya” International workshop of Martin Chautari, The Centre for Nepal and Asian Studies (CNAS) of Tribhuvan University, Kathmandu, Nepal, January.

Nagaoka, Kei. 2011. “The Dynamics of the Relationship between Plants and Humans in Tibetan Medicine: A Case Study of Tawang, Eastern Himalayas”. International Training Program (ITP) International Symposium: New Horizon of the Interdisciplinary Approaches to Asian and African Area Studies. Kyoto University, December.

エッセイ

長岡慶. 2017. 「水俣の暮らしのなかの水俣病―現地でのフィールドワークを通じて―」、『創発2016―臨地キャンパス・成果発信報告書―』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター、pp 117-118.

長岡慶. 2016. 「フィールド便り ヒマーラヤ山脈の聖地で歌う」、『アジア・アフリカ地域研究情報マガジン』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(電子メール配信)、第159号.

長岡慶. 2014. 「フィールド便り モンゴル、苦楽とともに生きる伝統医療」、『アジア・アフリカ地域研究』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、第13-2号、pp 305-309.

長岡慶. 2012. 「フィールド便り 年に一度の縁起物!お坊さんが舞い歌うトルギャ祭」、『アジア・アフリカ地域研究情報マガジン』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(電子メール配信)、第114号.

長岡慶. 2011. 「フィールド便り 爪の隙間から毒を盛る―北東インド国境地帯における毒の言説をめぐって―」、『アジア・アフリカ地域研究』、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、第11-1号、pp 64-68.

 

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