水澤 純人 特定助教

教員プロフィール

水澤 純人 特定助教

メールアドレス:mizusawa [a] asafas.kyoto-u.ac.jp

講座:南アジア・インド洋世界論講座

※最新情報は京都大学教育研究活動データベースをご覧ください:

専門分野(ディシプリン)

インド近代史、市民社会論、パキスタン地域研究

研究テーマ

・パキスタンにおける「市民社会」の歴史的展開

・パキスタンの「建国」運動の社会史

・南アジアにおけるジェンダーと宗教

研究内容

 南アジアにおける「市民社会」について、独立以前のパキスタンの結社を事例とした歴史研究を行ってきた。具体的には、イスラーム教徒が、植民地支配への適応や他宗教徒との対抗、そして、政治運動への協力を通じて自社会の規範や秩序を再構築していった過程を現地語の機関紙を通じて明らかにしてきた。対象地域は、インドとパキスタンの独立によって分割される以前の植民地期のパンジャーブである。今後は、パキスタン独立前後の市民社会における、女性や民衆といった「周縁的」な人々の役割を検証し、政治的な駆け引きの結果として論じられてきたパキスタンの「建国」運動を再検討したい。そして、過去と現在を往復するような地域研究の視座としての市民社会論の有効性を実証的に裏付けてみたい。

所属学会

日本南アジア学会

業績

研究論文

水澤 純人. 2020. 「近代ムスリム市民社会の形成と「女性問題」―英領パンジャーブにおけるイスラーム擁護協会の事例から―」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出博士予備論文

水澤 純人. 2011. 「バングラデシュ農村における学校教育と地域社会―登録私立小学校の事例から―」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出博士予備論文(修士論文相当)

国際学会発表

Mizusawa, Sumito. 2017. “Making Muslim Civil Society in British Punjab: A Study of Anjuman-e-Ḥimāyat-e-Islām Lāhaur (1880s-1940s)”, 31 Years Pakistan Workshop, Rook How, Great Britain, 6th Mahy, 2017.

口頭発表

Mizusawa, Sumito. 2017. “Making Muslim Civil Society in British Punjab: A Study of An̲juman-e-Ḥimāyat-e-Islām Lāhaur (1880s-1920s)”, 2017 1st KINDAS Seminar ‘Discussing Civil Society in South Asia’, 28th April 2017.

Mizusawa, Sumito. 2017. “Historical Formation of Muslim Civil Society in British Punjab: A Case Study of Anjuman-e-Ḥimāyat-e-Islām Lāhaur in the 1880s”, Young Scholars International Workshop: Transdisciplinary Approaches to Asian And African Area Studies, Kyoto, Japan, 16th Jan 2017.

国内学会・シンポジウム報告

水澤 純人. 2019.「英領パンジャーブにおけるムスリム中間層と近代女子教育:イスラーム擁護協会を事例として」 上智大学グローバル・スタディーズ研究科主催 大学院生・若手研究者のイニシアティブによるシンポジウム・ワークショップシリーズ(上智大学, 2019年1月26日)

水澤 純人. 2015.「ムスリム公共圏と学校教育―英領パンジャーブ・イスラーム擁護協会の事例から―」 日本南アジア学会(東京大学, 2015年9月27日)

書評・エッセイ

水澤 純人. 2016. 「書評: Ivermee, R. 2015. Secularism, Islam and Education in India, 1830-1910. London: Pickering & Chatto.」『イスラム世界』85: 81-89.

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