本研究会は、アジアの自然環境や人々の暮らしについて、学際的に意見交換する、
自由参加のオープンな会です。
研究会終了後には、懇親会も予定していますので、お気軽にご参加ください。
お知らせ次回のご案内
阿部健一 氏(元・総合地球環境学研究所教授)
2024年4月19日(金)16:00-18:00
対面(京都大学川端キャンパス 稲盛財団記念館 3階大会議室)と
オンライン(Zoom)によるハイブリッド開催です。
下記サイトより事前にお申し込みください。
(研究会当日12:00締め切り)
https://forms.gle/owCpVrYLo98njcnk7
『動く人』の地域研究:自然と農業
これまでの研究人生を一言で振り返ると「節操がない」ということか。専門分野も対象地域もそのつど違い、しかも脈絡がない。ブラウン運動のようだ。無理して筋をつければ、前半は生物学から熱帯林研究・地域研究、後半は「人と自然の関係性の研究」、で環境人間学と称している。
そのあげく今日、何を考え、今後何をするつもりなのか、研究者としての出発点であったこの研究会で話したい。思いつくままキーワードを挙げておけば、「東ティモール」「世界農業遺産」「かかわりのエトス」「ニホンカワウソ」「環境日本学」。「動く人(Homo viator)の地域研究」は、この一見ばらばらのものをつなげることだ。
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