「アジア・アフリカ地域研究情報マガジン」バックナンバー

メールマガジンバックナンバー 
 
■■■ October 2014 第136号 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
アジア・アフリカ地域研究情報マガジン
Integrated Area Studies INFOrmation Magazine(IAS-INFOM)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■【発行部数 1155 】■■■■■■

__________今月号の目次__________________

□「声は電波にのって」 ..........................フィールド便り
□「A Community Day Secondary School in Eastern Region ? Malawi」
        ...............................メルマガ写真館II
□お知らせ .......................................入試情報など
□アフリカ地域研究資料センター情報 .........研究会のご案内など
□編集子より
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■フィールド便り
~みる・きく・ふれる:アジアとアフリカのフィールドから~
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「声は電波にのって」
    .................山崎 暢子(アフリカ地域研究専攻)


ウガンダ共和国は北西部にモヨという県があります。山肌を切り
ひらき敷かれた道の勾配はどこも急で、「今でこそ道がよくなっ
たけれど、ひと昔前は車が坂を登りきれずに後退してしまったも
のだ」と語る人もいます。2014年8月。初めて訪れたこの
モヨ県で、とあるお宅に滞在させてもらいました。

世帯主は、地元のラジオ局でディスクジョッキーとして働く30
代の三児の母です。上の兄妹2人は首都で学んでいるため普段は
手がかかりませんが、乳離れしていない末娘の世話を、親戚の娘
さんたちや彼女の実母が交代でみてくれています。平日は朝6時
からの放送にむけて5時には家を出て仕事場にむかい、曲やCMが
流れるとき以外は11時の番組終了まで喋り通します。内容は、
地域の行事案内から、ウガンダをはじめアフリカ各国の時事問題、
子ども向けの教育コーナーなど幅広く、リスナーと電話でやりと
りすることもあります。放送のあと、スタッフとの打ち合わせを
すませてすぐに帰宅できる日もあれば、仕事が長引き夕方まで帰
れないこともしばしば。ちょうど私の滞在中に、不定期で企画さ
れるトークショーの司会として彼女が駆り出され、夜8時に始まっ
た番組が深夜まで白熱したこともありました。そして、そのほん
の数時間後、いつも朝食を準備してくれる女性が目覚まし代わり
に点けるラジオから同じ声が聞えてきたときには、とても驚きま
した。

出産や離婚を機に2年ほど前に首都からモヨ県へ戻り、伯父が創
設したその局で働き始めた当初は、「現地でおもに話されるマディ
語がつたない」と周りから言われて、気にしていたと本人は言い
ます。早くに親元を離れて都市部で長いあいだ教育を受けたこと
も影響したのでしょうか。けれどある休みの日、地元の友人を訪
ねたときの様子はまるで立て板に水。マイクがなくてもこれだけ
喋るのだから、いまの仕事は天職かもしれないと妙に納得してし
まいます。

その友人との話を終え、ボダボダといわれるバイクタクシーに山
道を揺られて家に戻ると、彼女が下腹部をさすっています。末の
子を帝王切開で産んだときの傷が痛むと告げられて私が返す言葉
を探していると、当の娘がうしろから大きな声で母を呼びました。
傷のあたりにあてていた手をはなして娘を抱えあげるときに口に
した、祝福を意味する愛称の「アンジョ」という響きは、それま
でに聞いたどの彼女の声よりも優しく聞こえたのでした。


このメールマガジンのバックナンバーは、こちらのページから
ご覧いただけます。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/

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■メルマガ写真館II ~フィールドで出会う~
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【英文】
「A Community Day Secondary School in Eastern Region - Malawi」
   .......Antonie Chigeda(Division of African Area Studies)

Following a government policy on free primary education in 1994,
primary school enrolment in Malawi rose from around 1.7 million
students to around 3.2 million...

【和文】
「マラウィ東部のコミュニティ・デイ・セカンダリー・スクール」
   .................アントニー・チゲダ(アフリカ地域研究専攻)

1994年にマラウィでは初等教育が無償化され、その後、小学校の就学
学生数は170万人から320万人にはねあがりました。この学生数急増に
インフラの整備が追いつかず・・・

http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/2014_10.html
 (写真とエッセイの続きは上記HPでご覧いただけます)

↓「メルマガ写真館」バックナンバー
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/phots_list.html

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■お知らせ
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□ 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
□ 平成27~28年度 学生募集要項
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アジア・アフリカ地域研究研究科第3年次編入学

◆出願書類受理期間

平成27年1月6日(火)から平成27年1月9日(金)
午後5時まで(必着)

詳細は以下のサイトへ
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/admissions/transfer

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□ 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
□ 平成28年度入試日程
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京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
平成28年度入試日程

◆第1回試験日程:平成27年7月25日(土)、26日(日)

◆第2回試験日程:平成28年2月 8日(月)、 9日(火)
   東南アジア地域研究専攻・アフリカ地域研究専攻のみ

詳細は以下のサイトへ
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/admissions/transfer


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□ 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
□ アフリカ専攻2次募集 学生募集要項
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アジア・アフリカ地域研究研究科 アフリカ地域研究専攻において、
平成27年度入学者の2次募集を行います。

◆試験日程:平成27年2月9日(月)、10日(火)

詳細は以下のサイトへ
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/admissions/application


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□ ASAFAS附属 イスラーム地域研究センター 情報
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/
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◆「アジアの災害と紛争の現場から:市民参加と協働による創造的復興」

日時:2014年11月14日(金)13:30~18:00
場所: 広島国際会議場 広島市中区中島町1番5号(平和記念公園内)

詳細は以下のサイトへ
http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/event/20141114/


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□ ASAFAS附属 現代インド研究センター 情報
http://www.indas.asafas.kyoto-u.ac.jp/
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 ◆人間文化研究機構(NIHU)公開講演会・シンポジウム
「グローバル・インドのいま ─経済発展と民主政治─」

日時:2014年11月2日(日)13:00~17:00(予定)
場所:京都大学百周年時計台記念館 大ホール
対象:一般の方、定員500名
※参加費無料、申込不要。当日先着順です。

詳細は以下のサイトへ
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/news/events/3684

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□臨地教育支援センター プログラム情報&フィールド・ワーク報告
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/shien/
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今年の夏のフィールド・ワークの報告書が続々とアップされています。
とてもホットな調査報告をぜひご一読ください。

新着学生レポートは以下のサイトへ
http://www.iasu.kyoto-u.ac.jp/

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■京都大学 アフリカ地域研究資料センター HP掲載情報
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□研究会のご案内
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◆アフリカセンター第206回地域研究会
「マダガスカル南部におけるワオキツネザルの長期継続研究」

日時:2014年11月20日 (木) 15:00~17:00
場所:京都大学稲盛財団記念館3階 中会議室
講師:
市野進一郎(京都大学アフリカ地域研究資料センター・研究員)

参加無料・事前申込不要

詳細は以下のサイトへ
http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/

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□Twitter 情報
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京都大学アフリカ地域研究資料センター
  ・・・京都発のアフリカ研究関連情報を発信していきます。
http://twitter.com/Africa_Kyoto_U
http://twilog.org/Africa_Kyoto_U(ツイートをブログ形式で表示)


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□メールマガジンに対するご意見・ご感想お待ちしております。
http://form.mag2.com/gianoubima
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◆編集子より◆

時代祭が終わると、紅葉とともに観光客でにぎわう京都の秋が深まり
はじめます。祭りの当日でしたが、来春に大学院へ入学を予定されて
いる皆さんをむかえてオリエンテーションが開催されました。それぞ
れの専攻でゼミに参加したあと懇親会がありました。先輩たちと抱負
を熱く語り合う姿はたのもしく思えました。来年1月には、3年次編
入試験、2月にはアフリカ地域研究専攻の二次募集もおこなわれます。
また、来年度からは入試を年2回おこなう準備がすすんでいます。多
くのみなさんが地域研究の道を志して京都に来られることをお待ちし
ています(MS)。

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◆このメールマガジンは、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究
研究科(ASAFAS)広報委員会、ASAFASキャリア・ディベロップメント
室、ASAFASフィールドワーク・インターンシップ支援室より発行して
います。

◆ご意見・ご感想を以下フォームよりお気軽にお寄せください。
掲載希望の記事や研究会の案内なども受け付けています。
宛先:http://form.mag2.com/gianoubima

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編集/発行:
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)
広報委員会
ASAFASキャリア・ディベロップメント室
京都大学学際融合教育研究推進センター・総合地域研究ユニット
臨地教育支援センター(IASU)
協力:
京都大学 アフリカ地域研究資料センター
http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/
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