「アジア・アフリカ地域研究情報マガジン」バックナンバー

メールマガジンバックナンバー 
■■■ August 2015 第146号 ■■■■■■■■■■■■■■■■
アジア・アフリカ地域研究情報マガジン
Integrated Area Studies INFOrmation Magazine(IAS-INFOM)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/
■■■■■■■■■■■■■■■■■■【発行部数 1170 】■■■
____________今月号の目次______________

□「瞑想のすすめ」       ..............フィールド便り
□「神の交差点」............................メルマガ写真館II
□お知らせ .......................................入試情報
□講演会・セミナー情報 ..............アフリカ地域研究会など
□編集子より
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■フィールド便り
~みる・きく・ふれる:アジアとアフリカのフィールドから~
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「瞑想のすすめ」
             .......角田彩佑里(東南アジア地域研究専攻)

ミャンマーでは国民の9割近くが上座仏教徒です。庶民の足である
路線バスに乗り、仏塔・シュエダゴンパゴダの前を通ってみると、
車内からパゴダに向かって手を合わせる微笑ましい人々の姿が見
受けられます。

そんなミャンマー人仏教徒の多くが日常的に瞑想を行っています。
出勤前や就寝前に毎日欠かさず行う人、布薩日(満月と新月)のみ
の人など様々です。特にミャンマーの正月である4月には、盛大に
新年を祝う人をよそに、寺院にこもって瞑想やプチ出家をする人も
多いです。

私も正月休みに友人と10日間の「瞑想修行」に出かけました。私が
訪れた寺院には300人ほどの人々が瞑想に来ていました。寝室は3人
で1室ありましたが、それ以外は共同です。朝は4時前に起床し、水
浴びのあと軽食をとります。それから瞑想(1時間)→休憩(10分)
→説法(1時間)→瞑想…というスケジュールが続きます。間に食事
やお茶の時間もありますが、戒律にならい正午以降食事はとりませ
ん。もっとも、1日中ほとんど動かないので食事抜きでもさほど苦痛
ではありませんが。最初のうち瞑想や説法はとても長く感じられ、
雑念ばかりが押し寄せました。しかしこの生活を毎日繰り返すうち
にだんだん体感時間が短くなり、最後には帰るのが惜しいと思うほ
どでした。

私の訪れた寺院はミャンマー人向けでしたが、外国人用のメディテ
ーション・センターも数多くあります。「瞑想ビザ」もあり、毎年
多くの外国人が瞑想目的でミャンマーを訪れます。日帰りでの瞑想
もできますが、1週間以上の滞在をおすすめします。「瞑想修行」を
終えた後の変化は…ぜひご自身で体験してみてください。


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ご覧いただけます。
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■メルマガ写真館II ~フィールドで出会う~
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「神の交差点」
            ............林育生(東南アジア地域研究専攻)

バンコクのラチャプラソン交差点周辺は、ホテルや百貨店などの商業
施設が林立し、タイの経済や観光の中心地のひとつ....

http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/2015_08.html
(写真とエッセイの続きは上記HPでご覧いただけます)

↓「メルマガ写真館」バックナンバー
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/phots_list.html


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■お知らせ
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□ 入試情報
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◆ASAFAS第2回試験(平成28年2月8日、9日)の願書等出願書類の
ダウンロードが可能になりました。

詳細>>
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/admissions/application


◆平成28年度 第3年次編入学試験
試験日程:平成28年1月19日(火)
※募集要項等は10月中旬に研究科ウェブサイトに掲載いたします。

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■講演会・セミナー情報
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◆第213回アフリカ地域研究会
日時:2015年10月15日(木) 15:00~17:00
会場:京都大学稲盛財団記念館3階中中会議室
演者:竹沢尚一郎(国立民族学博物館・教授)
演題:アフリカ史から世界史を考える

研究会詳細フライヤー >>
http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/as/as213217.pdf

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□臨地教育支援センター プログラム情報&フィールド・ワーク報告
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/shien/
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フィールド・ワークの報告書が続々とアップされています。
とてもホットな調査報告をぜひご一読ください。

新着学生レポートは以下のサイトへ >>
http://www.iasu.kyoto-u.ac.jp/

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□Twitter 情報
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京都大学アフリカ地域研究資料センター
・・・京都発のアフリカ研究関連情報を発信していきます。
http://twitter.com/Africa_Kyoto_U
http://twilog.org/Africa_Kyoto_U(ツイートをブログ形式で表示)

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□メールマガジンに対するご意見・ご感想お待ちしております。
http://form.mag2.com/gianoubima
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◆編集子より◆

温暖化のせいかどうかは知りませんが、ここ数年猛暑がすっかり定着
してきてしまった感があります。ところで、「東南アジアに避暑に行
く」というと奇異に響くかも知れませんが、実際に私を含め、日本の
多くの東南アジア研究者は夏休み期間の調査出張でこのことばを使っ
ています。私がフィールドとするタイ国の場合、8月に関しては間違い
なく日本(特に京都)より涼しいというのが実感です。そんなわけで、
今年の8月も避暑を兼ねてタイ国に出かけていたところ、バンコク中心
部でテロ事件が起こってしまいました。さいわい私は無事でしたが、
みなさんも海外での安全にはくれぐれもご留意ください。(TK)

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◆このメールマガジンは、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究
研究科(ASAFAS)広報委員会、ASAFASキャリア・ディベロップメント
室、ASAFAS臨地教育支援センターより発行しています。

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編集/発行:
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)
広報委員会
ASAFASキャリア・ディベロップメント室
京都大学学際融合教育研究推進センター・総合地域研究ユニット
臨地教育支援センター(IASU)
協力:
京都大学 アフリカ地域研究資料センター
http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/
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