イスラーム地域研究拠点は、現代問題への歴史的なアプローチと地域間比較の手法を活用することにより、イスラームとイスラーム文明に関する実証的な知の体系を築くことを目的とします。早稲田大学を中心拠点にして、東京大学、上智大学、京都大学、東洋文庫の5拠点から構成されるネットワーク型共同研究拠点は、2008年、文部科学大臣により共同利用・共同研究拠点としての認定を受けました。

【イスラーム地域研究拠点組織図】


イスラーム地域研究拠点の5拠点では、以下4つの目的をもって共同で業務を行っています。

1. ネットワーク型共同研究である「イスラーム地域研究」を深化・発展させることを通じて、グローバル化した現代のイスラーム理解を深化・向上させ、その成 果を学界及び広く社会に還元する。
2. 国際的な広がりを持つ新時代の共同研究拠点を、早稲田大学を中心にして構築する。
3. 共同研究の実施に当たり、国内では、公募研究を通じてさらに多くの幅広い人材の参加を促進するとともに、国際的には、欧米諸国の研究者のみならず、研究対象地域の現地研究者とのネットワークを強化しつつ研究を進める。
4. 研究支援組織として、管理業務環境を整備・強化した事務体制を構築する。

→ネットワーク全体の詳細

京都大学では、「イスラーム地域研究」全体のなかで特に「イスラーム世界の国際組織」をテーマとしており、そのテーマの研究ネットワークを広げるため研究環境及び管理業務環境の整備・強化を推進しています。

→京都大学拠点概要




お知らせ
2月2日共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究公開講演会「文化としての聖地・参詣――伊勢、地中海、アタバート――」のご案内

ポスター

画像をクリックすると印刷用のPDF(1.9MB)が開きます。

案内(PDF)はこちら→


共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究京都大学拠点・拠点強化研究「イスラームにおける伝統継承に関する研究」企画、早稲田大学イスラーム地域研究機構と京都大学イスラーム地域研究センター共催で公開講演会「文化としての聖地・参詣――伊勢、地中海、アタバート――」下記要領で開催いたします。
この講演会では今年、式年遷宮の年を迎える伊勢神宮の参詣、地中海の巡礼、イスラーム世界ではシーア派アタバート巡礼を取りあげ、聖地、参詣、巡礼を取り巻くさまざまな文化現象を扱う予定です。
詳細は下にある趣旨およびプログラムをご覧ください。
多く方々のご参加をお待ちしております。

【趣旨】
 聖地参詣や巡礼に関してどのような問いを発すればよいのだろうか。なぜそこが参詣や巡礼の対象となるのか、何が人を聖地にひきつけるのかなどさまざまな問いが生じよう。この講演会では、聖地そのものにかかわる問いというよりも、参詣・巡礼の対象となる聖地があることによって、また参詣や巡礼が行われることによって、何が生まれてくるのかに注目したい。言い換えると、文化現象を発生させる装置として聖地・参詣・巡礼を捉えることで見えてくるものが何かがテーマとなる。
 一口に文化といっても、聖地を中心とした都市の形成とそこで行われる経済活動、複数の参詣・巡礼ルートの形成(およびそこでの経済活動)、聖地参詣や巡礼を願ってやまない人々による聖地・巡礼の表象などが考えられる。こうした諸種の文化現象がもつ意味はひとつの聖地、ひとつの巡礼を観察するだけで簡単に知りうるものではない。そのため、伊勢参詣、地中海の巡礼、イスラームのシーア派によるアタバート巡礼と複数の参詣地・巡礼地を対象とする。
 今年は20年に一度の伊勢神宮式年遷宮の年にあたり、伊勢神宮に注目が集まることになるが、他地域の参詣・巡礼との比較の視点から伊勢神宮を見直すよい機会となろう。またヨーロッパでは、熊野古道と姉妹道であるサンチャゴ巡礼が有名であるが、地中海を海路とする巡礼を説話の方向から解き明かしたい。アタバートは耳慣れない言葉かもしれない。イラクのナジャフ、カルバラー、カーズィマイン、サーマッラーにあるシーア派イマームの四墓廟を指し、シーア派巡礼の対象となっている。イスラームではマッカ巡礼が第一に頭に浮かぶが、イスラーム世界の多様性を示すためにこの巡礼を取り上げる。
 パネルディスカッションでは、講演会で触れられなかったマッカ巡礼の話、聖地や参詣路の地形に関わる話題を織り交ぜながら、文化としての聖地・巡礼の理解を深めていきたい。

【プログラム】
共同利用・共同研究イスラーム地域研究公開講演会
「文化としての聖地・参詣――伊勢、地中海、アタバート――」

早稲田大学イスラーム地域研究機構、京都大学イスラーム地域研究センター共催

【日時】2013年2月2日(土)13:00開場、13:30開演
【場所】早稲田大学早稲田キャンパス7号館219教室
http://www.waseda.jp/navi/av/waseda/007/007-219.html

13:30-13:40
開会の辞

13:40-15:40
講演会

榎村寛之(斎宮歴史博物館)「伊勢参詣の文化史」

篠田知和基(広島市立大学)「説話にみる地中海巡礼――マグダラの説教をめぐって」

守川知子(北海道大学)「イスラーム社会のもうひとつの聖地巡礼――シーア派の墓廟参詣」

15:50-17:20
パネルディスカッション
司会 近藤久美子(大阪大学)

榎村寛之、篠田知和基、守川知子、目崎茂和(三重大学)、佐川信子(和光大学)

17:20-17:30
閉会の辞
1月25日KIAS文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」研究会のご案内

イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」2012年度第3回研究会を下記のとおり開催いたします。
試験・入試等の繁忙期ではありますが、今年度最後の研究会ですので、ふるってご参加いただければ幸いです。

【日時】 1月25日(金) 15時~17時
【会場】 明治大学駿河台キャンパス 研究棟四階 第2会議室

発表タイトル(仮題)
「16-17世紀オスマン帝国治下のボスニア地方社会ーモスタルの法廷記録を中心にー」
発表者
松尾有里子(お茶の水女子大学 リーダーシップ養成教育研究センター)

なお、出席をご希望の方は、研究代表者江川ひかりあるいは京都大学KIAS事務局までご連絡ください。 江川ひかり(EGAWA Hikari)明治大学史学地理学科アジア史専攻(Meiji University)
egawahiskisc.meiji.ac.jp

京都大学KIAS事務局
mext-kiasasafas.kyoto-u.ac.jp

1月12,13日2012年度第二回中東現代文学研究会のお知らせ

京都大学イスラーム地域研究センターでは共同利用・共同研究拠点(イスラーム地域研究)拠点強化事業の一環として中東現代文学研究会を組織し、アラブ文学、イラン文学、トルコ文学に限らずイスラーム世界(および関連地域)のさまざまな文学を採りあげ、移民等各種テーマのもと多角的にイスラーム世界の文学を扱うとともに映画と文学の比較の視点も入れて研究を進めています。
興味のある方はぜひご参加ください。
なお、本研究会は共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究京都大学拠点拠点強化事業「中東現代文学研究」と科学研究費補助金基盤研究(C)「現代中東文学における「ワタン(祖国)」表象とその分析」の共催で行います。

参加をご希望の方は下記アドレスまで一報いただければ幸いです。
inq-kiasasafas.kyoto-u.ac.jp

【日時】2013年1月12日(土)、13日(日)
【会場】京都大学 吉田キャンパス本部構内 総合研究2号館4階第1講義室(AA401)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

【プログラム】
1月12日(土)13:00~19:00 トルコ小特集

●発表1 宮下遼(13:00‐15:00)
「現代の貧困を描く:ラティフェ・テキン『愛すべき恥知らずの死』と『乳搾りのクリスティンのゴミのおとぎ話』」
要旨:80年代に登場したモダニズム世代のトルコ人作家にあって、一貫して社会的貧困を描き続ける女流作家テキンの初期作を中心に、ポスト農村 文学期の貧困というテーマの在り方を伺う。

●映画鑑賞(15:10‐19:00)
作品:「Fetih 1453」、ファルーク・アクソイ監督、2012年、トルコ、160分、英語字幕。
解説:林佳世子

1月13日(日)10:00~18:00
●発表2 平寛多朗(10:00‐12:00)
「エジプト公教育における文学教育:普通高校アラビア語教科書の分析」
要旨:普通高校アラビア語教育では、文学を中心とした教育が行われている。本発表では、教科書の内容とそのカリキュラムの変遷を分析し、公教育の中で文学がどのように扱われてきたのかについて報告する。

●発表3 細田和江(13:00-15:00)
「非アラブ的アラブ人」サイイド・カシューアによる新たなアイデンティティへの「変身」(仮)
要旨:イスラエルのアラブ人作家サイイド・カシューア(Sayed Kashua:1975-)の小説と、彼が脚本を担当したテレビドラマ『アラブのお仕事』を「変身」というキーワードから見ていく。

●発表4 中村菜穂(15:00‐17:00)
「ミールザーデ・エシュギーにみる20世紀イランの文学的予見」
要旨:イランの立憲革命(1906-11)とそこに現れた立憲革命文学は、その後のイランの現代文学にどのような影響を及ぼしたのか、とくに1920年前後の詩の状況を、革命詩人エシュギーの作品と生涯から考察する。

12月15日KIAS文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」研究会のご案内

イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」2012年度第2回研究会を下記のとおり開催いたします。

米岡大輔氏と清水美穂氏には、昨年の研究会でご発表いただき、その際、19世紀後半から現代に至るまで「ボスニアにおいて語られてきた/語られている『美しきシャリーア』とは、何を意味するのか」に関して議論されました。そこで、再びお二人にご報告いただき、この問題に関して議論し、理解を深めたいと存じます。

学会・研究会等が目白押しの師走ではございますが、みなさまどうぞふるってご参加ください。

【日時】12月15日(土) 14時~17時半
【会場】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階第1講義室(AA401)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

報告者:米岡大輔(日本学術振興会特別研究員)
題目:「ハプスブルク治下ボスニアにおけるシャリーア法官学校」
概要:ハプスブルク帝国が1887年にボスニアにおいて創立したシャリーア法官学校に焦点を当て、帝国によるイスラーム統治の一断面を明らかにする。

報告者:清水美穂(バーニャ・ルーカ マルコポーロクラブ講師)
題目:「現代ボスニアのイスラームキャンプ」
概要:現レイス・ウル・ウレマー、ムスタファ・チェリチの活動と、ボスニア各地におけるイスラームキャンプとの関連を考察する。

準備の関係上、研究会および懇親会へご出席の方は江川あるいは下記事務局までご一報下さい。
江川ひかり(EGAWA Hikari)明治大学史学地理学科アジア史専攻(Meiji University)
egawahiskisc.meiji.ac.jp

京都大学KIAS事務局
mext-kiasasafas.kyoto-u.ac.jp

12月1日「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」第二回研究会のお知らせ

イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学拠点)拠点強化事業「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」2012年度第二回研究会を下記要領で開催いたします。
第二回研究会ではポーランド・ブロツワフ大学のAnna Nawolska先生をお招きし、アラブ伝記口承文学(Sira)に見られる文学技法についてご講演いただきます。
Nawolska先生はブラツワフ大学に所蔵される『アンタラ物語』18世紀写本を発掘し、翻訳・分析をしたことで有名です。
ヨーロッパ伝記文学との比較など貴重なお話しが聞ける絶好の機会です。ふるってご参加ください。

「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」2012年度第二回研究会
【日時】2012年12月1日14:00―17:00
【場所】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階 第1講義室(AA401)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

【講演】
Anna Nawolska (Institute of Classic, Mediterranean and Oriental Studies of the Wroclaw University, Poland) ''The main common stylistic tropes in Arabic sirahs''
(講演および質疑応答は英語で行います)

8月4日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学拠点)拠点強化事業「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」2012年度第一回研究会を下記要領で実施いたします。

今年度一回目の研究会では「巡礼」をテーマに設定し、斎宮歴史博物館の榎村先生をお迎えして伊勢参詣の歴史と現在を語っていただきつつ、マッカ巡礼との比較検討いたします。ふるってご参加ください。

2012年度第一回「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」

【日時】2012年8月4日(土)13:30―17:00
【場所】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階第1講義室(AA401)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

発表1:安田慎(京都大学)
「マッカにおける巡礼ツーリズム――グローバル・イスラームを支えるシステムの形成」

発表2:榎村寛之(斎宮歴史博物館)
「伊勢参詣の歴史」

7月17日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」は明治大学国際交流基金事業と共催で、オスマン史・ユーラシア遊牧社会研究がご専門のイルハン・シャーヒン教授の講演会を開催いたします。

講演題目:「震災の記憶を語り継ぐために:トルコ共和国1999年マルマラ・ドゥズジェ大地震の事例から」

トルコ共和国北西部に位置するドゥズジェ地域は、1999年8月と11月、2度の大きな地震に見舞われました。現在、わたくしたちは、ドゥズジェに関する学際研究を、共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究(京都大学拠点)「イスラーム法とテクノロジー」のプロジェクトとして実施しております。本講演は、このプロジェクトによる過去3回の現地調査に基づき、震災から13年が経過したドゥズジェの人びとの記憶と思いとを明らかにします。

日時:2012年7月17日火曜日
   午後15時半~17時半

会場:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 15階 1154教室

参加ご希望の方は、会場の都合上、江川ひかりまでメールにてご一報ください。
egawahiskisc.meiji.ac.jp

7月1日共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究京都大学拠点拠点強化事業「中東現代文学研究」の活動の一環として、早稲田大学中心拠点および科学研究費補助金基盤研究(C)「現代中東文学における「ワタン(祖国)」表象とその分析」との共催で、中東現代文学研究会第8回定例研究会(2012年度第1回研究会)を、以下の要領で開催いたします。ふるってご参加いただけますようお願いいたします。

中東現代文学研究会 第8回定例研究会(2012年第1回研究会)
日時:2012年7月1日(日)
会場:早稲田大学120-1号館の2階の201教室
http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
(本キャンパスの外、旧早稲田実業高校の建物で、イスラーム地域研究機構が入っている建物です)

【プログラム】
報告① 10:00~12:00
三谷恵子(京都大学)
「ボシニャクたちの文学ーメシャ・セリモヴィッチと『修道師と死』を中心に」
ボス二アのイスラム教徒社会がどのような文学を形成してきたかを、旧ユーゴ時代のボスニアを代表するとされるメシャ・セリモヴィッチとその作品『修道師と死』を中心に紹介する。

報告② 13:00~15:00
山本薫(東京外国語大学)
「"内戦"状況をいかに語るか―レバノン小説の試み」
1975年から15年にわたった内戦は、レバノンに分裂と荒廃をもたらした一方で、内戦下の人間を描く多くの小説を生み出した。レバノン作家たちは微妙な社会バランスが崩壊し、宗派・党派間暴力が吹き荒れる日常を、どのような視点から、どのような語りの手法で描こうとしたのか。タウフィーク・ユースフ・アッワード、イリヤス・フーリー、ラシード・ダイーフを例に考察する。

報告③ 15:00~17:00
鈴木珠里(東京外国語大学)
「イラン現代詩史に燦繊と輝く女性詩人たち フォルーグ・ファロッフザード、スィーミン・ベフバハーニーの作品と「その後」」
20世紀後半のイランを代表する二人の女性詩人の実人生や作品の紹介と、彼女たちの詩が当人の手を離れた後、映画監督や歌手によってどのような形で表現されているか、映像を示しながら言及する。

6月30日早稲田大学にて下記要領で公開講演会「現代トルコ文学の魅力――その眺望と知られざる側面」を開催いたします。

トルコ文学は、トルコ民族のイスラーム化によりアラブ文学やイラン文学の強い影響を受けて育まれました。
そしてこれら中東を代表する三文学は、19世紀中葉のほぼ同時期に西洋近代の衝撃として新たな文学ジャンル「小説」を受け入れ、それぞれが新たな精神的模索を始めることになりました。

一方、日本における中東文学の受容状況に目をやると、トルコ文学は、2006年のノーベル賞作家オルハン・パムク氏による快挙はあったものの、やはりアラブ文学やイラン文学に比べて認知度が低いのは否めません。
このような立ち後れを少しでも解消するため、またトルコにおける活発な文学活動の一端を紹介するためにも、この機会にトルコ文学の魅力について語ることにしました。

講演では、日本で知られている作家、詩人の日本での知られ方とトルコにおける位置づけの違いに言及し、また日本では知られていないがトルコでは避けて通れない作家を取り上げ、現代トルコ文学を歴史的に概観できるよう三つの講演を立てました。

パネル・ディスカッションでは、講演会で指摘された現代トルコ文学の知られざる側面をさらに掘り下げるとともに、アラブ文学、イラン文学を加えたより広い中東現代文学の視点から検討します。

なお、公開講演会は共同利用・共同研究拠点イスラーム地域研究京都大学拠点拠点強化事業「中東現代文学研究」の活動の一環として、早稲田大学中心拠点および科学研究費補助金基盤研究(C)「現代中東文学における「ワタン(祖国)」表象とその分析」と共催で行います。
多数のご来場をお願いするとともに、興味のある方に配布するなどご協力をたまわれば幸いです。

公開講演会「現代トルコ文学の魅力――その眺望と知られざる側面」

【日時】2012年6月30日(土)13:30-17:25
【会場】早稲田大学早稲田キャンパス1号館401(早稲田大学正門すぐ横、http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.htmlをご覧ください。)

【プログラム】
総合司会 山本薫(東京外国語大学)

開会の挨拶 13:30-13:35 
岡真理(京都大学)

<第一部> 公開講演会 13:35-15:55
公開講演会「現代トルコ文学の魅力――その眺望と知られざる側面」

はじめに――現代トルコ文学概要
勝田茂(大阪大学)
・講演1 石井啓一郎(翻訳家 中東現代文学(イラン・トルコ))
「獄中からの恋歌――ナーズム・ヒクメットとイスラーム神秘主義」
・講演2 勝田茂(大阪大学)
「トルコ農村文学の系譜――アナトリアの生活者からの叫び」
・講演3 宮下遼(東京大学)
「トルコのポスト・モダニズム文学――オルハン・パムクとその周辺」

<第二部> パネルディスカッションおよび質疑応答 16:10-17:20
司会 石井啓一郎
パネリスト 勝田茂、宮下遼、岡真理、藤元優子(大阪大学)、前田君江(東京大学)

閉会の辞 17:20-17:25
藤元優子


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4月26日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」2012年度「DiMSIS- EX(Disaster Management Spatial Information System-Expansion)講習会」を早稲田大学中心拠点と共催で2012年4 月26日(木)に行いました。
詳細は下記をごらんください。

イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」講習会
「DiMSIS-EX(Disaster Management Spatial Information System-Expansion)の活用」

本講習会では、これまで、時空間管理をおこなうことのできる地理情報システム、DiMSIS-EX(Disaster Management Spatial Information System-Expansion)を利用した歴史学研究および人類学研究の可能性を考え、すでにDiMSIS-EX を応用しつつあります。
今回は、DiMSIS-EXを歴史学研究および人類学研究に活用するための初心者講習会を開催いたします。興味をお持ちの方はご参集ください。

日時:2012年4月26日(木)15時~17時
場所:早稲田大学早稲田大学120-1号館2階1-201-2
(早稲田大学イスラーム地域研究機構と同じ建物です。http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.htmlおよびhttp://www.kikou.waseda.ac.jp/ias/organization /contact.htmlをご覧ください)

講習会講師:角本 繁(東京工業大学)

事例紹介1:小杉麻李亜(ニューヨーク州立大学客員研究員)
「DiMSIS-EXのクルアーン研究への応用」

事例紹介2:冨田敬大(立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー )
「モンゴル牧畜社会研究への応用」

自らの研究でDiMSIS-EXを活用なさりたい方は、どのようなデータをどのように分析するためにDiMSIS-EXを活用したいのか、各自簡単なレポートをご持参ください。具体的なお話を聞くことができます。
(もちろん講習会にただ参加するという方も歓迎いたします)


3月3日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学拠点)拠点強化事業「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」2011年度第三回研 究会を下記要領で実施いたします。
今年度三回目の研究会では特に「鳥」をテーマに設定し、イスラーム圏における鳥の怪異譚と世界各地のそれを比較検討いたします。
ふるってご参加ください。

2011年度第三回イスラーム世界における伝統継承に関する研究会
日時:2012年3月3日(土)13:30-17:00
場所:京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階第1講義室(AA401)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

発表1 近藤久美子(大阪大学) 「アラブ伝承にみる墓場の鳥」
発表2 篠田知和基(広島市立大学) 「人食い鬼としての鳥型魔神」
発表3 松村一男(和光大学) 「鳥の家畜化の神話と儀礼」

1月27日共同利用・共同研究拠点(イスラーム地域研究)京都大学拠点拠点強化研究「イラン政治文化研究」でトロント大学Ramin Jahanbegloo教授を迎え公開講演会「イランの政治構造をめぐって」を開催いたしました。Ramin Jahanbegloo教授はソルボンヌ大学で博士号を取得後、テヘラン、デリー、トロントなどで教鞭をとり、現在トロント大学教授。ペルシア語、フランス語、英語の三カ国語で多数の著作があります。代表作はConversations with Isaiah Berlin (Peter Halban, 1992), Gandhi: Aux Xources de la Nonviolence (Felin, 1999), Penser La Nonviolence (UNESCO, 2000), Iran: Between Tradition and Modernity (Lexington Books, 2004)。哲学と政治学をまたぐ分野、特に暴力と政治の関係を中心に研究をなさっています。今回はJahanbegloo教授の関心分野の一つであるイランの政治状況についてご講演いただきました。

公開講演会「イランの政治構造をめぐって」
プログラム
【日時】2012年1月27日(金)15:00-17:00
【場所】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)3階オープンカンファレンス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/3fOpnCnf.pdf

15:00-15:30
講演会の趣旨説明および講演者紹介
松永泰行(東京外国語大学)
15:30-16:30
Ramin Jahanbegloo教授講演
"The Two Sovereignties and the Legitimacy Crisis in Iran"
16:30-17:00
質疑応答

1月26日共同利用・共同研究拠点(イスラーム地域研究)京都大学拠点公募研究「イスラーム法とテクノロジー」の2011年度第3回研究会を開催いたします。
今回は、これまで取り組んできた時空間地理情報システムDiMSIS-EXを研究に応用する際の技術的諸問題に関して議論を深めます。なにかとご多忙な時期ではありますが、関心をお持ちの皆様、どうぞふるってご参加下さい。

日時 1月26日(木)16時~18時
会場 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー10階1101番教室

報告1冨田敬大(立命館大学衣笠総合研究機構PD)
「DiMSIS-EXの運用状況と課題――2011年モンゴル・オルホン郡での調査をもとに」
報告2小杉麻李亜(日本学術振興会特別研究員)
「DiMSIS-EXの運用――クルアーン写本の所蔵館リストを中心に」

コメント
角本繁(東京工業大学)
なお、レジュメ等準備の関係上、ご出席の方はあらかじめ事務局へご連絡ください。

研究代表者 江川ひかり(明治大学文学部)
egawahikisc.meiji.ac.jp

1月21-22日京都大学イスラーム地域研究センターでは共同利用・共同研究拠点(イスラーム地域研究)拠点強化事業の一環として中東現代文学研究会を組織し、アラブ文学、イラン文学、トルコ文学に限らずイスラーム世界(および関連地域)のさまざまな文学を採りあげ、移民等各種テーマのもと多角的にイスラーム世界の文学を扱うとともに映画と文学の比較の視点も入れて研究を進めています。
本年度第二回研究会では特に現代イスラエル文学の研究者で、昨年刊行されたアモス・オズ『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』の翻訳をなさった村田靖子先生をお迎えしてお話しを伺いました。また第60回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作トルコ映画「蜂蜜」の字幕を作成なさった矢内達也さんに「蜂蜜」の解説をしていただき、文学との関連を論じました。
イラン文学とアラブ文学の研究発表も併せて行い、盛りだくさんの内容になっています。


【日時】2012年1月21日(土)13:00-18:00、22日(日)10:00-18:00
【場所】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階第2講義室(AA415)

【プログラム】
1月21日(土)
・研究報告1 13:00-15:00
村田靖子(東邦大学名誉教授)
「Majority but Minority――現代イスラエル文学が倫理的でないわけ」
・映画と文学 15:15-18:00
トルコ映画、セミフ・カプランオール監督作品「蜂蜜」をめぐって
解説 矢内達也(大阪大学)
1月22日(日)
・研究報告2 10:00-12:00
前田君江(東京大学)
「イラン国民的詩人の肖像――アフマド・シャムルー(1925-2000)」
・研究報告3 13:00-15:00
福田義昭(大阪大学)
「マフフーズ、ムシャッラファ、アスワーニー ――エジプトにおける群像小説の一類型について」
・研究報告4 15:10-17:10
岡真理(京都大学)
「イスラームは女によっていかに生きられるか――アラブ女性作家の作品から」

10月29日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学拠点)拠点強化事業の枠で活動をしている「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」の2011年度第二回研究会を開催しました。

第二回「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」では南山大学の目崎先生にイスラーム世界における風水に関してご発表いただきました。

【日時】2011年10月29日(土)13:30-17:00
【場所】京都大学吉田キャンパス本部構内総合研究2号館(旧工学部4号館)4階第1講義室(AA401)

発表 目崎茂和(三重大学名誉教授)
「イスラームの環境観と風水」

京大イスラーム地域研究センター 
mext-kiasasafas.kyoto-u.ac.jp

10月21日イスラーム地域研究京都拠点(KIAS)は文科省公募研究「イスラーム法とテクノロジー」の2011年度第2回研究会を開催いたしました。
8月6日イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学拠点)拠点強化事業の枠で活動をしている「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」の2011年度第一回研究会を開催しました。

6月26日イスラーム地域研究京都大学拠点(KIAS)は、拠点強化事業「中東現代文学研究」2011年度第一回研究会を開催しました。

6月25日イスラーム地域研究京都大学拠点(KIAS)は早稲田拠点と共催で「中東現代文学研究会」の公開講演会「中東市民革命と文学の役割――エジプト1月25日革命に寄せて――」を開催しました。

6月4日イスラーム地域研究京都大学拠点(KIAS)は早稲田拠点と共催で公募研究「イスラーム法とテクノロジー」の「DiMSIS-EX(Disaster Management Spatial Information System-Expansion)講習会」を開催しました。

3月21日「データベース」ページに公募研究「イスラーム法とテクノロジー」のデータ公開を追加しました。
10月30日イスラーム地域研究拠点京都大学拠点はイスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点強化事業の一環として)「イスラーム世界における伝統継承に関する研究会」第二回研究会を開催しました。
10月25日活動記録ページを更新しました。
9月4日イスラーム地域研究拠点京都大学拠点はイスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点強化事業の一環として公開講演会『中東現代文学への招待――豊穣さと多様性のアラベスク』を早稲田大学イスラーム地域研究機構、日本中東学会と共催で開催しました。

7月31日イスラーム地域研究拠点京都大学拠点はイスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点強化事業の一環として『イスラーム世界における伝統継承に関する研究会』(第一回研究会)を開催しました。

11月9日サイトをリニューアルしました。
9月7日活動記録動ページを更新しました。
7月20日出版物ページにイスラーム世界研究第3巻1号を追加しました。