ASAFAS 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
インターネット連続講座
-----------------
  第十二回 「東南アジアの森と人のかかわり」
東南アジア地域研究専攻 竹田晋也(生態環境論講座)     takeda@asafas.kyoto-u.ac.jp
 
 

the last frontier forests

 熱帯林は、商業伐採、プランテーションや焼畑の拡大のために、近年、急速に減少してきた。世界資源研究所(WRI)が、「フロンティア森林」という概念を用いて、残された森林の世界地図を発表した。その地図を見ると、東南アジアでは、パプア・ニューギニア、イリアン・ジャヤから、スラウェシ、カリマンタン、スマトラとインドネシアの外領の島々などに、フロンティア森林が点在している。大陸部に入り、タイに目を向けると、僅かにビルマ国境沿いに広がる森林が残されたのみである。 

参照 http://www.wri.org/ffi/maps/asia.htm

Contents


the last frontier forests

意外に豊かな緑

スマトラのダマール園

チャオプラヤー河に浮かぶチーク

森林開発

農地開発

農地造林

不安定なユーカリ生産

ヤーン樹

フタバガキ油

1本の木を持続的に利用する

安息香生産の林

*
インターネット
連続講座