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ごあいさつ

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科では、2015年に子育てフィールドワーカーWGを立ち上げ、子育て・介護等をしながらフィールドワークをする研究者や事務職員の支援を行っています。アジア・アフリカの諸地域をフィールドとする地域研究者の集まりである当研究科において、フィールドワークは重要な業務の一環です。しかし、子育てや介護を担う人が海外(国内)のフィールドワークに出かけることには、多くの困難があります。その困難についてはこれまで、「自己責任」であり、個人でなんとかするものだと考えられてきました。よって、個々人が持てる資源(親、施設、制度、お金など)を使いながら、なんとかしてきたというのが実情です。資源の少ない人、なんとかできない人は、フィールドワークを諦めるしかありませんでした。私たちは、フィールドワークや研究、仕事を続けながら、より良い子育て・介護をしたいという希望から、そのような困難をシェアし、知恵を出し合って支援をしていきたいと考えています。ひとつの正解があるわけではありません。研究科関係者はもちろん、仕事と子育て・介護の両立に悩み、解決されてきた外部の方々からも経験や知恵をいただきながら、支援を進めていければと考えています。みなさまのご協力をお願いいたします。

子育てフィールドワーカーWG

  • 座長:古澤拓郎(アジア・アフリカ地域研究研究科・ 東南アジア地域研究専攻)
  • 原田英典(アジア・アフリカ地域研究研究科・アフリカ地域研究専攻)
  • 長岡慎介(アジア・アフリカ地域研究研究科・グローバル地域研究専攻)

*ASAFASにおける相談について*
子育て・介護と研究・フィールドワークの両立でご相談がありましたら、上記子育てフィールドワーカーWGメンバーや、ASAFAS相談窓口担当までご相談ください。

大学院アジア・アフリカ地域研究研究科男女共同参画委員会

本研究科では、男女共同参画委員会を2015年に設置し、女性の活躍を積極的に支援していこうとしてます。