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Contents 5.利用することがまもること |
5.利用することがまもること 水産資源の多様性がこの国の文化を支えているのは間違いありません。モノカルチュラルな養殖魚だけでこれを継続させていくことは不可能です。とすれば水産資源の多様性を維持するために水域生態環境を良好に保ってゆくことが問題となります。水産資源に対する負のインパクトを増やさないのはもちろんですが、地域住民が多様な資源のそれぞれに関心を持ちつつ利用し続けることが最大の環境保全活動と思われます。また、それらを構成する種類の生態を解明し、その地域の文化と生活リズムにあった漁業規制を実行してゆくことも必要でしょう。
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