エチオピア・フィールドスクール (2008)




概要 Summary of Fieldschool

2009年2月13日~2月27日まで、エチオピア・フィールドスクールが開催されました。京都大学アジア・アフリカ地域研究科からは院生6名、教員2名、カウンターパート校であるアジスアベバ大学社会人類学部からは、約20名の大学院生と約10名の教員が参加しました。13日のオープニングセレモニーのあと、14,15日はアジスアベバ大学のマコネンホールで、エチオピアの歴史、言語、ジェンダー、高齢者の問題などについて講義を開講しました。17日から25日にかけて、エチオピア南部州において演習(オンサイト・スクール)をおこないました。また、2月20日、2月26日には、院生発案共同研究の報告会をおこない、スクール参加者もその報告会に出席しました。

事前講義 Lectures Concerning General Background of Ethiopia in Kyoto

第1回エチオピア・フィールドスクール事前講義 (1/22)
第2回エチオピア・フィールドスクール事前講義 (1/28)
第3回エチオピア・フィールドスクール事前講義 (2/4)
 ⇒内容詳細

プログラム Program

日にち
Date
講義タイトル・演習テーマ
Lecture and Seminar Title
サマリー
Summary
2月13日(金)オープニングセレモニー(アジスアベバ)
重田眞義・金子守恵(京都大学)
講義オリエンテーション
2月14日(土)Dr.Tekalign, Wolde-Mariam (AAU)
'General History of Ethiopia'
サマリー
Dr. Gebre Yntiso (AAU)
'The Consequences of Language Contact in Ari,Southwest Ethiopia'
サマリー
駒野欽一大使(日本大使館)
'Keynote Speech: Japanese Experiences and African Development'
松井健 (東京大学)
'Considerations on Constructing'
サマリー
2月15日(日)Dr. Hirut Terefe (AAU)
'Gender Dimension of HIV/AIDS in Ethiopia'
サマリー
阪本寧男(京都大学)
'Millets in the World and their Food Culture'
サマリー
サマリー
Ms. Meseret Bihonegn (NGO expert)
'The Situation of the Elderly in Ethiopia'
サマリー
サマリー
Dr. Mamo Hebo (AAU)
'Customary Laws vis-a-vis their Application in Dispute Settlement among the Arsii Oromo'
サマリー
2月16日(月)重田眞義、金子守恵
演習オリエンテーション
2月17日(火)白鳥清氏(JICA専門家) & FRG Project members
JICA農民支援体制強化計画プロジェクト訪問
(アダマ, アダミツル農業研究センター)
サマリー
2月18日(水)FRG Project members
JICA農民支援体制強化計画プロジェクト訪問
(アダマ, アダミツル農業研究センター)
サマリー
2月19日(木)アワサ滞在サマリー
2月20日(金)グループ演習・報告会、共同研究報告会(アルバミンチ)サマリー
2月21日(土)重田眞義、金子守恵
文化資源の利用に関してサウスオモ博物館訪問(ジンカ)
サマリー
2月22日(日)重田眞義、金子守恵
ローカルNGOプロジェクトサイト(ドミトリー)訪問(ジンカ)
サマリー
2月23日(月)重田眞義、金子守恵
在来知の実践(エンセーテの利用、土器の野焼き)について参与観察、ローカルNGOが実践する身障者教育について学校訪問(メツァ)
サマリー
2月24日(火)ジンカからソドへ移動
2月25日(水)ソドからアジスアベバへ移動
2月26日(木)共同研究報告会への参加(アジスアベバ)
2月27日(金)総括会・終了式(アジスアベバ)

参加者 Participants

学生 Students 講師・協力者
Teaching Staff / Assistants
(アジスアベバ大学・社会人類学部 / AAU)
井戸雄大
木下博子
神代ちひろ
佐藤浩介
野口真理子
山瀬靖弘
笠原順子(京都大学・医学研究科)*現地参加
砂野唯 *現地参加
菅谷聡子(英国エジンバラ大学)*現地参加
Abiot Shiferaw,Alemayehu Belay,Adane Mekonnen,
Aynalem Getachew,Bayisa Feye,Biruk Sisay,
Brehane Mezghebo,Daniel Fekadu,Endris Jafer,
Fekadu Bizuneh,Gubaye Assaye,Kaleb Kassa,
Melese Teshome,Tatek Kebede,Temesgen Chibsa,
Temesgen Oljira,Tekalign Ayalew,Wuletaw Wondamagen,
Brehanu,Sisay Tulu,Senebe Yohannes
(以上、すべてAAU)*現地参加
DANIE Gebre(SOHA/SORC)
GEBRE Yntiso(AAU)
駒野欽一大使(日本大使館)
阪本寧男(京都大学・名誉教授)
重田眞義
白鳥清氏(JICA専門家)
TEKALIG Wolde-Mariam (AAU)
HIRUT Terefe (AAU)
松井健 (東京大学)
MAMO Hebo (AAU)
MESERET Bihonegn (NGO expert)
金子守恵

協力機関 Co-organizers

・アジスアベバ大学・社会人類学部
・JICAエチオピア事務所
・South Omo Hope Association(SOHA)
・South Omo Research Center

報告書 Reports

参加者氏名
Name
和文報告書
(派遣国)
English Report
(Research Site)
井戸雄大/IDO Takehiro日本語(ジンバブウェ)English (Zimbabwe)
木下博子/KINOSHITA Hiroko日本語(エジプト)English (Egypt)
神代ちひろ/KUMASHIRO Chihiro日本語(ブルキナ・ファソ)English (Burkina Faso)
佐藤浩介/SATOH Kosuke日本語(マリ)English (Mali)
野口真理子/NOGUCHI Mariko日本語(エチオピア)English (Ethiopia)
山瀬靖弘/YAMASE Yasuhiro日本語(ベナン)English (Benin)
笠原順子/KASAHARA Yoriko(現地参加)日本語