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Contents 8.まとめ |
8.まとめ カラーコラムのアーガー・ハーン財団の活動から、イーディー福祉基金、そしてオーランギー・パイロット・プロジェクトまで、パキスタンの代表的NGOを駆け足でめぐってきた。そこから見えてきたのは、パキスタンを論じる際に、しばしば否定的に語られる宗派や民族集団だが、建設的な方向で社会に寄与する活力をも生み出してもいるということである。アーガー・ハーン財団は、イスマーイール派住民のエネルギーを集約することによって、大きな実績を示すことに成功した。イーディー福祉基金は、イスラーム聖者の風貌を漂わせるイーディー氏が、メーモンという商業コミュニティの福祉活動を大きく発展させたものである。OPPの初期の活動において中心的を担ったのは、ビハーリーの人々だった。 |