第232回 「メルマガ写真館」
第232回「メルマガ写真館」
「歌い刻むジャム作り」
秋田 日和(グローバル地域研究専攻)
青空の下、音楽に合わせてリズミカルに包丁を振り下ろす音と歌声が響きます。私が滞在しているインドヒマーラヤの麓の学校では、「Bright Head, Kind Heart, and Skilled Hands」をモットーに、従来の教育法に捉われない実践的なカリキュラムで教育を行っています。この日は杏ジャムを作るため、村に3泊4日のキャンプに来ました。先生も生徒もみんな手をベタベタにしながら杏を刻み、煮込んでいます。収穫から瓶詰めまで自分たちで行ったこのジャムは、自分たちで食べるのはもちろん、販売もします。肝心のお味は…「マー スキルモ!(とても酸っぱい!)」味見した私がびっくりしてそう言うと、先生は笑って鍋に砂糖を追加しました。
写真1:ビニールシートに杏を広げ、粒がなくなるまで刻む。音楽に合わせてノリノリ
写真2:刻んだ杏を煮込む。先生(手前の赤いバンダナ)も一緒に作業
写真3:4日間で合計1000個以上のジャムを作った。1番小さい150mlの瓶で270円ほど

写真1 ビニールシートに杏を広げ、粒がなくなるまで刻む。音楽に合わせてノリノリ

写真2 刻んだ杏を煮込む。先生(手前の赤いバンダナ)も一緒に作業

写真3 4日間で合計1000個以上のジャムを作った。1番小さい150mlの瓶で270円ほど
(過去のメルマガ写真館は、次のURLからご覧いただけます。)
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/photoessay/
