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アジア・アフリカ地域研究情報マガジン 第270号

■■■ December 2025 第270号 ■■■■■■■■■■■■
アジア・アフリカ地域研究情報マガジン
ASAFAS INFOrmation Magazine
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/
■■■■■■■■■■■■【発行部数1,144】■■■■■

__今月号の目次 Contents__________________
□ フィールド便り…………. 町ぐるみの記念式典──スルヤラヤ教団120周年の一週間
□ メルマガ写真館…………. インドの宝石
□ 最近の出来事…………….. Facebook・X(旧Twitter)情報
□ 編集子より
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■ フィールド便り Letter from the Field
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「町ぐるみの記念式典──スルヤラヤ教団120周年の一週間」
阪口諒祐(グローバル地域研究専攻)

私が調査をしているインドネシア西ジャワ州のスーフィー教団(タリーカ)、カーディリー・ナクシュバンディ・スルヤラヤ教団は、今年で創設120周年を迎えました。記念行事は1日限りのお祝いではなく、パレードやバザール、芸能、セミナーなどのイベントが連日続く、町ぐるみのお祭りです。幸い私は、その期間に約1週間、会場となる教団に通うことができました。
朝になると、各地の信徒の一団が行列を作り、米や野菜、果物などの食材を抱えてやってきます。別の一団は太鼓や歌の伝統芸能を演奏しながら中心部へ進み、到着するや否や人々の輪ができて、会場は一気に沸き立ちます。とある人の話では、毎日約3トンの食材が集まるそうで、倉庫は袋詰めの米や山積みの果物でたちまちいっぱいになっていました。
期間中は毎朝、炊き出しが行われ、私のようなよそ者にも「食べていきなさい」と湯気の立つ皿が差し出されました。
会場近くのグラウンドではバザールが開かれ、簡易の遊園地まで併設されていました。夜になるとグラウンド中央の大きなステージに人気アーティストが登壇し、歌が始まるたび人だかりがみるみる膨らみます。そんな会場の周りを毎日うろうろしているうちに、次第に顔を覚えられ、声をかけられることが増えていきました。みんな日本のことに興味津々で、「日本って今こうなんでしょう?」と聞かれるたびに、インドネシアの人びとが日本をどう見ているのかを知る機会になります。しかも、話題が最新の流行やSNSのネタにまで及ぶこともあって、「そこまで知っているの?」とこちらが驚かされる日々でした。

写真1. パレードの様子1
写真2. パレードの様子2

(上記フィールド便りに関する写真は次のFacebookでご覧ください。)
https://www.facebook.com/asian.african.area.studies/posts/pfbid02uMBYYA
GDCZVBoqVY25Zvw3KPnnS4o9iC2UfMQM6oyZM98FHpugxA2e7CQ37WeTKCl


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■ メルマガ写真館 Photo Gallery
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「インドの宝石」
森口遥平(グローバル地域研究専攻)

夕陽に照らされている、不思議な形をしたこの塔は、インドのラザ図書館で撮影したものです。この図書館は18世紀に建てられており、今回のフィールドワークで私が調査した、アラビア語やペルシア語で書かれたムガル朝インドのイスラーム文献のほかにも、ヒンディー語やウルドゥー語、タミル語にサンスクリットなど、今なおインドで使われている言語で書かれた資料が所蔵されています。そして、建物の四隅に建つ塔は、四つの部分からできており、上から、Temple(ヒンドゥー教)、Gurudwara(シーク教)、Church(キリスト教)、Mosque(イスラーム)を模したものとなっています。インドは宝石の産地として有名ですが、様々な宗教に囲まれて、多数の言語で記された書物たちもまた、悠久の歴史が育んだ叡智の宝石、と言えるでしょう。

写真1:建物四隅の塔
写真2:建物正面の入口
写真3:玄関ホールの天井気に入り、Kerang Dara

(上記メルマガ写真館に関する写真は次のFacebookでご覧ください。)
https://www.facebook.com/asian.african.area.studies/posts/pfbid02Yhh
DX9EXU4ur2tP29FvgSn16RDXYAunYBMf3U5SyYbUZxv34DtdzcLZZ75ACT8cxl


(過去のメルマガ写真館は、次のURLからご覧いただけます。)
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/photoessay/

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■ 編集子より From the Editor
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今年もあと数日になりました。皆様、良いお年をお迎えください。(H.I)
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