1. HOME
  2. ブログ
  3. メルマガ写真館
  4. 第203回 「メルマガ写真館」

Articles

メルマガ記事

メルマガ写真館

第203回 「メルマガ写真館」

第203回 「メルマガ写真館」
「ギニア湾岸アクラの歴史に思いをはせて」
法田尚子(アフリカ地域研究専攻)

 西アフリカに位置するガーナ共和国の首都アクラは、広大なギニア湾に面する沿岸都市です。沿岸部にほど近いマコラ・マーケットは連日多くの人でごった返し、熱気と活気にあふれています。熱帯の太陽が降り注ぐなか、色鮮やかな布が道の両脇で販売され、道端ではココナッツの実を慣れた手つきで剥いてもらい、味わうことができます。
 このように文化や食など様々な魅力にあふれるアクラですが、この場所はかつて大西洋奴隷貿易の舞台となっていました。アクラの沿岸部にはかつての奴隷貿易の拠点であったオス城が現在も残っており、ガイドの案内を聞きながら内部を見学することができます。このオス城では、奴隷として連れてこられた人々が光の入らない暗く狭い部屋に約半年にわたり閉じ込められ、その後目の前にひろがるギニア湾からアメリカ大陸に向かう奴隷船へと乗せられました。
 南国のきれいな景色や食だけではなく、このような負の歴史について学ぶこともアクラを訪れる上で意義があるといえます。アクラはとても治安がよく、ご飯も美味しく、人が優しい都市です。皆さまもぜひ一度訪れてみてください。

 

(上記メルマガ写真館に関する写真は次のFacebookでご覧ください。)
https://www.facebook.com/asian.african.area.studies/posts/pfbid024GHoWk4iaKFjk8pxE8XVJSRTbCmaVZ8k9ViQpHXT5tMK63CPmu3QsSMD8A2yhe6xl
写真1:オス城の入り口付近の外観

関連記事