Back issues 『アジア・アフリカ地域研究』 第24-1号 2024年9月 ■『アジア・アフリカ地域研究』 第24-1号 2024年9月 目次 論 文 「ンゴマ」の翻訳史 ―翻訳を通じたローカルな概念の意味内容の変遷― 木村 香純 1 インドネシアの非銀行部門に対する金融監督の脆弱性 ―国有ジワスラヤ社事件にみる株価操作「サハム・ゴレン」のメカニズム― 小西 鉄 26 ベトナム共和国における仏教諸団体の統合と分裂 ―仏教運動とナショナリズム― 金 知雲 46 ブッシュマンにおける平等主義原則の再考 ―ボツワナ,ハンシィ地区(カデ,ニューカデ,カガエ)における遠隔地居住者の社会変容の 比較分析― 関口慶太郎 78 高田 明 書 評 清水 展.『アエタ 灰のなかの未来―大噴火と創造的復興の写真民族誌』 京都大学学術出版会,2024年,304 p 木村 周平 111 茅根由佳.『インドネシア政治とイスラーム主義―ひとつの現代史』 名古屋大学出版会,2023年,282 p. 大形 里美 114 貴志 功.『ベトナム居住法―移動の自由の進展と居住登録法制』 信山社,2023年,201 p. 鮎京 正訓 119 服部志帆・小野 環・横谷奈歩編.『アートと人類学の共創―空き家・もの・ こと・記憶』水声社,2023年,376 p. 木村 大治 123 千田沙也加.『カンボジア「クルー・チャッタン」の時代―ポル・ポト時代後 の初等教育』東信堂,2023年,vi+260 p. 吉田 篤史 126 フィールドワーク便り バリにおける伝統的な赤米栽培とデンジソウ 中川 智裕 130 マダガスカル熱帯乾燥林を形作るさまざまな動物たち 大大河龍之介 134 与えられ続けることの負債 ―マレーシアのフィールド経験から― 河野奈津美 138 「自分は誰か」を定位する ―ガーナで感じた人々と関わることの難しさ― 内 凜太郎治 142 ファインダー越しに繋がる世界 ―カメラによる出会いの記録からみえるラオス― 好光 百合 146 ネパール「人民戦争」の終結に関する語り ―K.B.ロカヤ氏の証言より― 荒木 彩 150 にぎやかなお通夜 ―残された者への寄り添い方― 佐々木恩愛 154